ミニ四駆公認競技会規則が改訂。選手が自分で組み立てたもの限定へ

ミニ四駆の公式レースで採用されている公認競技会規則(レギュレーション)が、2013年4月26日付で改訂されました。
http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/410-regulation.html

変更箇所は以下のとおり。

●変更前
【1】競技車
2.競技者の仕様
すべての競技車は四輪駆動で走らせてください。後輪駆動や前輪駆動に改造しての参加は認められません。競技車にはボディを外れないように取り付けること、 またボディは必ずシールを貼るか塗装して下さい。自作ボディは認められません。すべての競技車は必ず車検を受けてください。車検に合格しない競技車は参加 できません。

●変更後
【1】競技車
2.競技者の仕様
すべての競技車は四輪駆動で走らせてください。後輪駆動や前輪駆動に改造しての参加は認められません。競技車にはボディを外れないように取り付けること、 またボディは必ずシールを貼るか塗装して下さい。自作ボディは認められません。すべての競技車は必ず車検を受けてください。車検に合格しない競技車は参加 できません。競技車は選手が自分で組み立てたものに限ります。


ミニ四駆PROの完成車が発売される前にあった文言が復活しました。
様々な議論があった中での、「タミヤの公式レースではこういうルールでやる!」という決定ですし、内容自体も公正かつ公平なレースの実施という意味においては、当然の追加だと思います。
自分の力でがんばって作ったマシンで出場したレーサーが、他人の作ったマシンを使う人に負けてしまっては泣くに泣けませんしね。
自分が作ったマシンはフリーサーキットで走らせ、本レースは親が作ったマシンで出場しているジュニアレーサーを見たこともあり、胸が痛みました。

肯定、否定、様々な意見が飛び交っていますが、レギュのあら探しをする必要なんてなく、自分で作ったマシンで出れば良いというシンプルな話です。
勝っても負けても、それがミニ四駆というものです。
どうしても他者のマシンで出場するのであれば、事前に申告して体験レースとして参加すれば良いだけです。(レンタルマシンでの出場と同じ扱い)

自分で作ったか、他人で作ったかは調べようはないでしょうが、タミヤの立場ではレーサーを信じるしかありません。
ルールを遵守して楽しくレースに参加したいですね。

なお、この改訂は2013年6月以降の大会から適用されます。
公式大会での適用であるため、店舗でのレースは店舗の判断によるのでご留意を。

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