タミヤ公式ストップウォッチアプリがiTunes Storeに登場



待望のタミヤ公式スマートフォンアプリがリリースされました。
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/2250-newstamiyastopwatch.html

RCカーやミニ四駆のレースで便利なストップウォッチアプリ。
その名も「TAMIYA STOPWATCH」。
これ以上ないほどストレートな名を冠するそのアプリは、まずiPhoneやiPadなどで使えるiOS用アプリとして、iTunes Storeに並びました。

まずはStoreに掲載されているスクリーンショットから見ていきましょう。




説明

TAMIYA STOPWATCHは、RCカーでのタイムアタックなど、仲間同士でタイムを競う遊びを手軽に楽しむためのストップウォッチアプリです。1/100秒まで測定可能なストップウォッチと、最大40人分のタイムをタイム順に表示するランキングボードで構成されており、ランキングボードの結果はFacebook、Twitter、メール等で送信できます(Facebook,Twitter投稿を利用できるのはiOS6以降です)。

・ストップウォッチは手動でのスタートに加えて、カウントダウンスタート機能も搭載しています。
・ストップウォッチでの計測中は、他のプレイヤーとのタイム差をグラフで表示します。
・ランキングボードの順位表示は昇順/降順の入れ替えが可能です。
・ランキングボードに表示させるプレイヤー名やイベント名は任意の名前に変更可能です。
・ランキングボードには撮影機能を搭載。イベント参加者の集合写真等を追加できます。
・ランキングボードのFacebookへの投稿時には、公開範囲を自分のみ/友達/全体から選択できます。
・ランキングボードのメールでの送信時には、計測結果を画像形式で送信するか、テキスト情報として送信するかを選択できます。

(原文のまま掲載)

ダウンロードはこちら。記事掲載時点では無料です。
https://itunes.apple.com/app/id640002361

サポートのページも用意されており、詳しくまとまっています。
http://www.tamiya.com/japan/cms/customerservice/2205-tamiyastopwatch.html

これは興味が出てきました。
続きには、実際に使ってみた感想などを書いてみます。


アプリを起動すると、まずチュートリアルとしてポップアップが。
ちゃんとiPhone5の1,136×640のRetinaディスプレイにも対応していますね。


起動直後はイベントが「新しいイベント」名前が「Player,01」といった、簡素な名前。
デフォルトのままでも使えますが、せっかくなのでチュートリアルで助言を受けたとおり、右下のプレイヤーボタンをタップして変更してあげましょう。
イベント名は上のEvent Nameで変更可能です。


プレイヤー名をタップすると、ストップウォッチの画面に遷移します。
右下のSTARTを押すと計測開始。OKで確定、リタイアは「リタイア」として記録、リセットはタイムを0にリセットされます。
デザインはカッコイイですが、ボタンの配色などが多少見づらい。
ラップ機能も欲しかったところです。


設定により、カウントダウンをさせることも可能。


プレイヤーが増えてくるとランキングも賑わいます。
昇順/降順で自動的に並び、並べ替えもできるようになっています。


イベントは複数保存が可能。
ただし、プレイヤーの保存はできないので、イベントごとに毎回名前を入れてあげる必要がある他、プレイヤーの通算成績を見るといったことはできません。
メールで送って、PCで編集、集計といった作業に頼る感じでしょうか。


イベントは複数保存ができるようになっており、過去のイベントを見返すことができます。
カメラとの連動もできるので、イベント会場で参加者と撮影したり、走行したコース、マシンを撮って、セットで保存しておくのも面白いですね。
カメラロールからの呼び出しはできないのは残念。


イベントはTwitterやFacebook、メールへ飛ばすことができます。
画像はTwitterへ送ったときのもの。
本文の後にハッシュタグに #TAMIYASTOPWATCH が付与されます。


※画像をクリックすると拡大します。


Twitterに添付した画像はPNG形式。
3ペイン構造でTAMIYAのロゴもバッチリ入ります。

ざっくり紹介しました。

タイムを測るといった点においてはしっかりと動いてくれ、iPhoneに標準で入っている時計では計測できない1/100秒まで対応しているので、ミニ四駆やRCのレースでは重宝しそうです。
また、FacebookやTwitterとの連携も手軽で、これらを活用しているレーサーにとっては、他のアプリにない大きなアドバンテージですね。
無料でこれだけ使えれば十分でしょう。

気になったのはユーザーインターフェース。
プレイヤーの名前をタップ→ストップウォッチを開く→STARTをタップ といった感じで、さっと取り出してすぐに計測するといった使い方には不向きな印象を受けました。
また、機能やデザインがシンプルで、多機能を求めるユーザーにとっては多少物足りないかもしれません。
特に、ラップタイム計測とプレイヤーの保存はぜひ実装を検討していただきたい機能です。

まだリリースされた直後で、これから機能拡充などがされるかもしれませんので、今後の成長を見ていきたいと思います。
それにしても、タミヤ公式のスマホアプリが登場!となると、ミニ四駆のアプリなんかも期待しちゃいますね。
製品カタログやイベント情報、ステーションの検索等々、夢が広がります。ゲーム…はいいか。

●オマケ

自分が最近使っているタイム計測アプリ。

Racing Lap Timer HD


起動してスタートをタップすると計測を開始。
開始するとRESETがLAPに変わり、押すごとにラップタイプを記録してくれます。


ラップタイムの一覧。保存も可能です。
有料アプリですが、ユニバーサルなのでiPadでもiPhoneでもOKなのがポイント高し。

展示ストップウォッチ


元々はボートレースで使うためのもの。
6台一気に計れるので、5レーンのミニ四駆コースでも活躍してくれます。
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