第53回静岡ホビーショーレポート(その3)〜GUP編〜

画像の量が多いので、分割でレポートを掲載します。
レポート:その1その2その3その4その5



グレードアップパーツの紹介いきます。


ハイパーダッシュ3モーター
公認競技会で人気のハイパーダッシュ2モーターがリニューアル。電気効率と耐久性のバランスに優れた銀カーボンブラシを採用。ハイスピードコースからテクニカルコースまで様々なコースで高性能を発揮する高出力モーターです。


ARやVS、スーパーIIなどに使える新型の片軸モーターです。
名称はハイパーダッシュモーター3ではなく、ハイパーダッシュ3モーター。
エンドベルはハイパーダッシュシリーズ伝統のレッド。ラベルはカッパー。


タミヤ的には上級者向け、パワーはパワーダッシュ、スピードはスプリントダッシュに劣るものの、バランスがとれた製品だということです。



ハイパーダッシュ3モーター J-CUP 2014スペシャル
ミニ四駆全日本選手権「ジャパンカップ2014」の開催を記念してモーターラベルと台紙デザインを特別仕様としたハイパーダッシュ3モーターが限定発売。電気効率と耐久性のバランスに優れた銀カーボンブラシを採用しました。


わかりにくいですが、ラベルはブルーに光っています。


ハイパーダッシュ3モーター、ハイパーダッシュ3モーターJ-CUP2014ともに仕様は同じ。
●適正電圧:2.4-3.0V
●推奨負荷トルク:1.4-1.9mN・m
●回転数RPM:17200-21200r/min
●消費電流:1.6-3.0A
と、ハイパーダッシュ2モーターと数値は同じです。
違いであり最大の特徴は、ハイパーダッシュ2の銅ブラシから銀カーボンに変更となったこと。
電気効率と耐久性のバランスに優れますが、慣らしのやり方やブラシの削れ具合によってはハイパーダッシュ2の方がよく動いてくれることがあるかもしれませんね。

とにもかくにも、まずは実際に使ってみてからです。
ミニ四駆ステーションによってはサンプル品が到着しているところもあるようですので、ぜひお近くの店舗に足を運んでみてください。
ちなみに、J-CUPスペシャルと無印は同日発売ではないのでご注意を。


ハイパーダッシュモーターPRO J-CUP 2014スペシャル
ミニ四駆全日本選手権「ジャパンカップ2014」の開催を記念してモーターラベルと台紙デザインを特別仕様としたハイパーダッシュモーターPRO。レース用はもちろん、記念品としても手に入れておきたいパーツです。


両軸モーターの限定品。
ハイパーダッシュPROは2年連続となります。
スペックは通常のハイパーダッシュモーターPROと同じ。

「ハイパーダッシュ」と名がつくモーターだけで3つも一気に発表されたのでわかりづらいですが、「PRO」と名がつくモーターはミニ四駆PRO(MS、MAシャーシ)用。あとはそれ以外と覚えれば大丈夫です。


ミニ四駆 キャッチャー(J-CUP 2014)
接着剤やビスを使わずに簡単に組み立てられ、コースを走行しているミニ四駆を安全にキャッチできるツール、ミニ四駆キャッチャーのスペシャル仕様。精悍なブラックカラーに、J-CUP 2014の文字をホワイトプリントしました。


ミニ四駆 ポータブルピット(J-CUP 2014)
ミニ四駆を4台入れて持ち運べる2段構造の樹脂製キャリングケース、ポータブルピットの限定版です。本体はブラック、ドアボックスなどをライトブルーとしたカラーコーディネートが注目。ジャパンカップ2014の文字もプリント。


ミニ四駆 チェックボックス(全長・最大幅)
ボックスの中にミニ四駆が入ればOK。マシンの全長と最大幅がタミヤ公認競技会の規則に合っているかどうかを簡単にチェックできます。ボックスはシックなスモークカラーのアクリル製、底にミニ四駆のマークを印刷しました。


昨年のホビーショーなどで販売されたチェックボックスが、金額を少し抑えて一般流通。
こんな感じでマシンを入れて、車体寸法が規定範囲におさまっているか確認できます。
ポータブルピットへの収納も可能で、マシンの収納ケースとしても使える有能グッズ。
箱の外側にステッカーを貼ってデコレーションしてあげるのも良いですね。

このタイミングでコレを出すということは、車体寸法に関してのレギュレーション変更はしばらく無し…という想像もできますが、よく考えるとそのあたりが変わることは滅多にありませんでしたね。


パッケージ。


ボールリンクマスダンパー(スクエア)
アップダウンの激しいコースでは欠かせない、ボールリンクを支点にして可動するマスダンパーです。6×6×32mmのマスダンパーは低い位置にセットでき、低重心化にも効果的。付属のFRPプレートで様々な場所に取り付け可能。


AR蛍光カラーシャーシセット(オレンジ)
空力を追求した構成が話題のミニ四駆REVシリーズのARシャーシを、鮮やかな蛍光オレンジパーツとしました。さらにアンダーパネルやディフューザー、ローラーなどのA部品も蛍光オレンジ。マシンをいっそうカラフルに仕上げます。


ミニ四駆ローラー用13mmボールベアリングセットII
滑らかな回転を生み出して、コーナリング時のスピードと安定感がアップするミニ四駆改造の必須パーツが13mmボールベアリング。シール部分をすべてスチールとした強度の高さも特長です。外径13mm、内径5mm、厚さ3mm。


シール部分がすべてスチールになり、強度がアップ。


ボールリンクマスダンパースクエアと13mmボールベアリングIIのARシャーシへの装着例。


ミニ四駆オーバルホームサーキット 立体レーンチェンジタイプ(ブラック)
畳約1.5畳分のスペースでミニ四駆の走りが楽しめるオーバルホームサーキット立体レーンチェンジタイプのスペシャルカラーバージョン。ブラックカラーのコースがカラフルなマシンをぐっと引き立てます。レーンチェンジ部にはマシンの飛び出しを防ぐ透明カバーをセットしました。お手持ちのコースに連結してサーキットの拡張も可能です。走行音が静かな軟質プラスチック製。


オーソドックスなカラーリング。
手軽かつ気軽に始めるならぜひ。


ミニ四駆専用ツールもいろいろ充実してきました。
マシンやパーツだけでなく、こういったツールを集めていくのも楽しいです。


レース会場で便利なミニ四駆ツール
これらをまるっと収納できるポータブルピットは良いですね。
100円均一でも同様のものが手に入りますが、やはり公式の安心感、品質は他には代えがたいものがあります。


お、ひっそりとTMFLこと二ツ星駆動力学研究所の単行本が!
待ち時間の必携アイテムであり、便利ツールと言えましょう。
スマホやタブレットではとなジャンで最新話が読めます。


自宅で便利なミニ四駆ツール
TMFLといえばこちらも面白い。
散らばっているアイテムは違えど、カッティングマットのおかげか何となく単行本表紙を彷彿とさせる構図です。


ほら。


表紙のアバンテのセッティングに似ていませんか?

 →その4へ続く!

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