ジャパンカップ2019東京大会2Dレポート

2019年8月10日に品川シーサイドフォレストで開催された、富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2019 東京大会2Dに参加してきました。
台風の影響で中止が心配された同大会ですが、関東からは一旦、台風がそれていって降雨の心配はなくなりました。
そのかわり、今度は真夏らしく気温の心配が。
ミニ四駆の公式Twitterでも注意喚起のツイートがされるなど、開催前からハラハラする大会になりました。

会場の最寄り駅、りんかい線の品川シーサイド駅に到着。
いつもより電車が混雑しており、人をかき分けてやっとのことで下車。
改札を出ると、このような掲示が目に入ってきました。


催事開催にともなうりんかい線混雑のお知らせ
さすがジャパンカップ。
D大会とはいえ、多くのレーサーが詰めかけますものね…って、違うか。
正解はこちら。


コミックマーケット96。
「コミケ」の略称で知られる、世界最大の同人誌即売会です。
私は一度も行ったことがないのですが、実は一度は行ってみたいなと密かに思っています。


そうそう、コミケといえば8月9日放送のWBSでタニタさんのブースがチラッと紹介されていました。
タミヤさんとのコラボ体重計や歩数計が。


さて、話をレポートに戻しましょう。
駅構内のエスカレーターをあがり、ミニ四駆にピットを広げている方々が見えてきます。
そして、会場のオーバルガーデンへ…。


無い!コースが無いッ!!
気温上昇対策でしょうか。

外はかなり気温が高く、11時時点で33℃に達していました。
雲がありましたが、直射日光があたってジリジリと汗が吹き出てきます。
夏の屋外レースは、基本的には日陰や建物内で待機し、出番になったらコースに行くという行動をオススメ。
熱中症対策はしっかりと!


いつもならコースが設営される場所にはテープが貼られていました。


シースルーエレベーターをあがると、コースが見えてきました。


車検場入口。
写真左が本部です。

本部横には、自分のマシンがレギュレーションに適合するかをチェックしてくれる、マシンチェックコーナーもあります。
タイヤ寸法やパーツ取り付け位置の話題が多かったこともあってか、いつもより人が多かったように見えます。
少しでも心配なら、事前にチェックしてもらいましょう。

●チェックイン


チェックイン受付はジュネーブ広場奥。
500円の用意とTAMIYA PASSPORTアプリの起動を確認し、チェックインします。


エントリーシールとロゴステッカー、ボディ、参加ガイド等をいただく。


ボディはバンキッシュのゴールドメッキでした。


ミニ四駆のスマホアプリ「ミニ四駆超速グランプリ」の特別ステッカーも。
前回とは違うデザインで、おそらくゲームで使用されるCGと思われます。


裏面。
2019年配信予定。


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュールなどの情報が記載されています。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
  11:30〜13:00 チェックイン受付
  12:40〜 オープニング、競技説明
  13:00〜 予選(オープン、トライアル)
  13:30〜  お楽しみ抽選会発表
  15:30〜 二次予選
  16:00〜 決勝
  16:40〜 表彰式
  17:00    終了

●コース


本日のコース。
富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2019の公式コース「ミラクルバロンサーキット2019」。
レイアウトは東京大会1D/1のノースから変わり、イースト(東)が採用されました。
写真はAコース。


Bコース。
レイアウトはAコースと同じ。
今日はこの二面運用でした。

AコースはMCガッツと櫻井なるさん、BコースはMC GUYがメイン実況を担当。
トライアルクラスはAコース、オープンはBコースで開始され、参加者の状況によってAもオープンに分散して行われました。


それでは、各セクションを見ていきましょう。
レイアウトは違えど、詳しい説明は過去のレポートで何度もやっているので、今日はサラッといきます。


スタート/ゴール地点。


デジタルゾーン2。
デジタルコーナー、デジタルドラゴンバック×2、デジタルコーナーの組み合わせ。


横から。
実は上りと下りは長さと角度が違います。


今日も最もコースアウトが多かったポイント。
ダブルデジタルドラゴン2つ目からのデジタルコーナー。


ニューエラターン。


ノースではこの位置にスロープからのフラップストレート、キッカーフラップがありますが、
イーストではバランシングストレートが配置されています。


正面から。


上りスロープは板状のものがテープで固定されていました。
コレがあったところで影響はありません。


スロープ上りからのコーナー。
バランシングストレートは3レーン以外、普通のストレートなので、思いっきり加速して突入することになります。
着地がストレート1本で、上りも緩やかなので、地味ながらコースアウトが多いポイントでした。
バランスを崩さずに着地することは当然として、飛びすぎないようにしないとならず、
スピードが出すぎるとコーナーを曲がりきれずに吹っ飛ぶという、神経を使うセクションです。


怒涛の後半へ。


ドラゴンバック、そして下りスロープ。
なんとなく、この手前にあるストレートのフェンスが曲がっているように見えました。
写真を撮影しなかったので確認できず。


ライジングファントムチェンジャー。
デジタルゾーン2を意識してブレーキをベタ貼りすると、ココで詰まります。
東京大会1Dほどではありませんでしたが、上りきれず落ちていくマシンを何台も見ました。


後ろから。


後ろから見るとコース幅が狭まっていくのがわかりやすい。


別アングルから。


フラップストレート。


スロープに敷かれたカーペットは青でした。
コースのカラーをイメージしたもので、
ノース:緑
イースト:青
ウエスト:橙
のようです。
となると、東京大会3D/3で使用されるサウスは黄色でしょうか。


キッカーフラップ。
高さのあるストレートが途切れてジャンプする部分にフラップ型の装置。
マシンの重量によってフラップの動きに変化が加わり、軽いマシンはフラップが下がらずに上向きにジャンプ、重いマシンは逆にフラップが下がり平行にジャンプするという可変セクション。
設置箇所は2コースと4コース。


東京大会1Dではギリギリまで取り付けられていませんでしたが、今日は11時ごろに見たときにはすでに設置されていました。


横から。


拡大。
東京大会1Dのときとは重りの数が違っています。
その影響か、東京大会1Dではほとんど跳ねなかった私のマシンは、今日はジャンプした感じになっていました。


デモ走行でのMC GUYのマシン。
フラップから斜め上に向けてジャンプ。


少し飛びながら。


着地。
ほぼ斜めっていますが、この後、なんとかコース内におさまって見事完走。


ラストターンを曲がってゴール地点へ。

以上、コース紹介でした。
基本はノースと同じですが、スロープ直前のセクションでスピードがでやすく、難易度が上がっているような印象を受けました。
また、マシンにとってもレーサーにとっても高温多湿という過酷な状況であり、色々な面でタフなレースだったと思います。
一次予選の後半で熱中症対策として一時中断を入れるなど、気を遣った運営をされていました。
スタッフの皆様も大変なのに、頭が下がります。

余談ですが、自分はオープンクラスで参加。
二次予選では2周目のデジタルゾーン2でバランスを崩してしまいました。
なんとか復帰してから追い上げたものの、わずかに及ばず2着という結果でした。
完走はできているし、それ以外はしっかりと安定して走れていたので、セッティングをいじるべきかどうか非常に悩ましい…。


●販売コーナー


気を遣ったといえばこちら。
販売コーナーに関する掲示です。
「本日はお暑い中、ご来場、誠にありがとうございます。」
この一言があるかないかで全然違います。本当に嬉しい。

ちなみに、販売コーナーは13時よりも前だおし(12時40分〜45分ごろ)でオープンしていました。
並んでいる方の熱中症への配慮でしょうか。


イベント限定アイテム。
コロコロアニキで応募者全員サービスのサイクロンマグナム ブルーメタリックVer.とブロッケンギガント ブラックメタリックVer.。


モデラーズギャラリー2019で発売。
ジャパンカップでは仙台大会から会場限定販売がはじまった、DCR-01クリヤーブルースペシャル、ミニ四駆コアラ パステルスペシャル、アバンテJr.ブラックスペシャルも。


フルカウルミニ四駆 25周年記念 ブルータイヤ&グリーンメッキホイール、フルカウルミニ四駆 25周年記念 レッドタイヤ&ゴールドメッキホイール。


ミニ四駆ベーシックボックス用キャビネット(ボックス1個付)。


ジャパンカップ2019開催記念グッズたち。


本日発売のネオトライダガーZMC カーボンスペシャルをはじめ、フェスタジョーヌ L グリーンスペシャル 、キーンホークJr.クリヤーパープル、ナイトレージJr.クリヤーブルー、アバンテJr.イエロースペシャルが。

ネオトライダガーZMC カーボンスペシャル、皆様は購入されたでしょうか。
私は会場では買わず(申し訳ないです…)、予約していたお店で帰りに受け取ってしました。
まず、開封してボディが見えた瞬間のZMCっぽさに感動。
キャノピーだけが艶ありになっており、ステッカーを貼ることを躊躇してしまい、
私は結局、キャノピーにはステッカーを貼らずにいます。
タミヤさんのこだわりと思い入れがつまった1台、ぜひゲットしていただきたいです。


ミニ四駆コアラ パステルスペシャル、アバンテJr.ブラックスペシャル、DCR-01クリヤーブルースペシャル。


ミニ四駆ベーシックボックス用キャビネット、サイクロンマグナム ブルーメタリックVer.とブロッケンギガント ブラックメタリックVer.。


人気のパーツたち。
光が反射してわかりづらいですが、写真真ん中は樽バネです。


フルカウルミニ四駆25周年 ローフリクションローハイトタイヤ(2本マルーン)は1人1個まで。


フルカウルミニ四駆 25周年記念 ブルータイヤ&グリーンメッキホイール、フルカウルミニ四駆 25周年記念 レッドタイヤ&ゴールドメッキホイール。


トートバッグやキンチャク。


近所のショップにも再入荷した、フルカウルミニ四駆25周年 ローフリクションローハイトタイヤ(2本マルーン)。
念のため、ここでも1個確保しておきました。

●その他


お楽しみ抽選会結果。


9月1日につま恋リゾート 彩の郷で開催予定の、ジャパンカップ2019掛川大会のチラシ。


といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!

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