2019年11月9日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、ミニ四駆グランプリ2019ウインター東京大会Dに参加してきました。
ジャパンカップ2019終了後、最初の公式大会であり、翌日のウインター東京大会とあわせて、関東では今年最後の公式大会。
私としては、9月のジャパンカップ2019東京大会3D以来の公式大会なので、レース前の過ごし方を少し忘れていた感じになってしまいました。
最寄り駅、りんかい線の品川シーサイド駅で下車。
地下深くのホームからエレベーターをいくつか上がって、地上に出ていきます。
会場の品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンに到着。
ジャパンカップ期間中は天候が不安定ということもあって、ここで開催されることはありませんでしたね。
振り返ってみたら、4月のスプリング以来でした。
この日は天気がよく、陽が当たるところは過ごしやすかったのですが、日陰にいくと急に寒く感じます。
また、風も出ていたので、気を抜くと手がかじかんでくるほどでした。
気づけばもう11月。冬を感じます。
コースを色々見ていたらチェックインの時間になったので、ジュネーブ広場の海岸通り側へ。
トランスポーターが目印です。
ツイートをほどほどにして、TAMIYA PASSPORTを起動して待機。
いつもはチェックイン画面が出るのに時間がかかっていましたが、今日はすんなりいってくれました。ちょっと嬉しい。
●チェックイン
チェックインを終え、参加費の500円を支払い。
エントリーシール等をいただきました。
エンブレムステッカー。
マシンはサイクロンマグナムメモリアル。
今日と明日の2日間だけもらえるレアモノです。
参加者プレゼントのボディはラウディーブルのブラックメッキ。
クローズドβテストが終わり、リリースに向けて準備が進む「ミニ四駆超速グランプリ」のステッカー。
デザインは前と同じ。
台紙の裏面も紹介しておきましょう。
※画像をクリックすると拡大します。
参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュールなどの情報が記載されています。
→裏面はこちら
【タイムスケジュール】
11:30〜13:00 チェックイン受付
12:00〜 オープニング、競技説明
12:20〜 予選(オープン、トライアル)
13:15〜 お楽しみ抽選会発表
14:50〜 二次予選
15:30〜 決勝
16:20〜 表彰式
オープニングが12時から、予選開始が12時20分と、開始がジャパンカップより早いです。
コースを眺めていたら急にオープニングがはじまって驚きました。
呼び出しが早いので急いで準備。
●コース
今回のコース「REIWAサイクロンサーキット2019」。
約218mのロングコースです。
まずは主要セクションを軽くご覧ください。
スタート後はスーパーサイクロンストレート。
S時からのダブルバウンシングストレート。
サイクロンコーナーからのサイクロンバンク45、サイクロンコーナー、セレブレイトチェンジャー35、グライドサイクロンバンク30、サイクロンバンク20。
ライトニングコーナー。
デジタルコーナーで1周終了。
フルカウル世代の方は名前とレイアウトに既視感があるでしょうか。
今回のREIWAサイクロンサーキットは、サイクロンマグナム メモリアル-フルカウルミニ四駆25周年-の発売に合わせ、初代発売時の「スーパージャパンカップ96」で使用した「スーパーサイクロンサーキット」がモチーフになっているのです。
スーパーサイクロンサーキット
3連タイフーンドームがスーパーサイクロンストレートに、芝セクションがダブルバウンシングストレートに。デジタルも入っています。
その他、細かく見ていくと色々な違いがありますが、令和の時代に復活したサイクロンマグナムとともに、心揺るがすレイアウトとなっています。
ダブルバウンシングストレートは1日目の東京大会Dと、2日目の東京大会で設置方向が変更されるとのこと。
バウンシングは向きによって難易度が大きく変わるので、初日のマシンを参考にするだけでは勝てない難しさがあります。
バウンシングを除けば、マグナムのように思いっきりかっ飛ばせるレイアウトな印象。
しっかりとマシンを組んで、立ち向かっていきたいですね。
今回もコースは二面設置。
左のAコース、右のBコースともレイアウトは同じです。
Aコース。
MC GUYがメインで司会進行。
主にトライアルクラスで使用されました。
別角度から。
上から。
Bコース。
こちらはMCガッツと櫻井なるさんが担当。
オープンクラスで使用。
別角度から。
上から。
それでは、各セクションをじっくりと見ていきましょう。
スタートスロープ。
ここから戦いは始まります。
コースを5周、コースアウトや停止、レーンがかわったりせず戻ってくるとゴールです。
このシグナルが赤から青にかわったら、マシンを手から離してスタートとなります。
日差しが強いと見づらいこともありますので、青にかわったと同時になるブザー音を頼りにするのもアリ。
スーパーサイクロンストレート。
スタート地点を含めて5本のストレートからなるロングストレートです。
開始早々、マシンのスピードの差が出るほど。
別角度から。
ストレートを突破するとコーナーが見えてきます。
S時コーナー。
スーパーサイクロンサーキットだとクランクだった箇所。
右へ左へ揺さぶられます。
現代の難セクション、ダブルバウンシングストレート。
アップダウンのスロープがストレート1本分に敷き詰められた感じで、間髪入れずに縦に揺さぶらてマシンが路面から跳ね返されるセクションです。
スロープの長さが向きによって長かったり短かったりするので、特性や挙動がかわります。
組み合わせや向きによって難易度が大きく変わるので、非常にレーサー泣かせです。
特にバウンシングの次に置かれるセクションがストレートを挟んでいない場合、
マシンが跳ねないようにしないといけないので、かなり厳しいレースになります。
今回の組み合わせは「ABBA」。
アップダウンの感覚が短く、角度があるBAが後に来るのでマシンが跳ねる危険が高い組み合わせです。
これは厳しいか…
と思ったら、あれ!?
バウンシングを取り外して、向きを変更した!!
この奇襲攻撃はなかなかいやらしい。
ということで、今回のダブルバウンシングは「BAAB」になりました!
個人的にはこの組み合わせが一番やさしく感じるのでありがたい。
レースを見ていた範囲でも、ここでコースアウトしているマシンはあまり見かけませんでした。
明日の東京大会では組み合わせがかわる可能性があるので、それ次第では荒れたレースになるかも…。
進行方向側から。
横から。
今回の見せ場、連続バンク&コーナー。
公式では名付けられていませんが、勝手に「REIWAサイクロン」とでも呼んでしまおうかしら。
サイクロンコーナー。
ただのコーナーですが、バウンシングの後にあるのでいつもよりは危険。
サイクロンバンク45。
45°のバンクコーナーです。
別角度から。
なかなか急ですね。
バウンシングを警戒してブレーキを貼ったマシンは、ここで減速してしまいます。
バンクを下りてサイクロンコーナーを曲がった後に、レーンチェンジャーのセレブレイトチェンジャー35が。
35°のレーンチェンジャーです。
フルカウルミニ四駆25周年とは数字が離れていますが、さらなる10年に向けた旅立ちを祝したと解釈しておきます。
マシン通過の様子。
逆側からの眺め。
グライドサイクロンバンク30。
ストレート1本を挟んだ30°のバンク。
ストレート部分は透明になっているので、下のコースが透けて見えます。
日差しが強いと、コースの下に先の影が出来てキレイです。
バンクはもうちょっとだけ続くんじゃ。
サイクロンバンク20。
20°のバンクです。
グライドサイクロンバンク30と直結されているので、ブレーキの位置は本当に注意が必要。
これで迫りくる連続バンク、REIWAサイクロンは終わりです。
45°→35°→30°→20°と、だんたんと角度が低くなっていくので、マシンがだんだんと速くなっていくのがよくわかります。
レースを観戦される方は、ぜひともマシンの走行音を楽しんでいただきたいです。
サイクロンバンクから一気にスピードを上げていく。
ライトニングコーナー。
サイクロン祭りからのライトニング。
ここはスーパーサイクロンサーキットでは「ハリケーンコーナー」があった位置です。
わざわざ変えてくる、しかもライトニングというマグナムシリーズにつけられた名を冠するということは、来春発売予定のVZシャーシを搭載したライトニングマグナムが出るのを暗に…というのは、考えすぎでしょうか。
別角度から。
グライドサイクロンバンクの下をくぐり。
ライトニングコーナーはスタート地点にいるレーサーからは見えづらいので、ここでマシンが見えると安心します。
連続のデジタルカーブ。
デジタルと合体したS字を抜けると1周終わり。
メインコース「REIWAサイクロンサーキット2019」の紹介は以上です。
ドラゴンバックやスロープのような大きなジャンピングスポットがないので、スピードレースになりました。
毎年この時期はそういったレースになる傾向ですが、今回は特に強く感じました。
誰でも自由に走らせられるオープンコースが設置。
本番前の挙動チェックも兼ねて。
ブーメラン10が!?
●販売コーナー
ジャパンカップ2019などで販売された限定アイテムが並びました。
コロコロアニキ応募者全員サービスのキット2種も。
限定キット各種。
蛍光カラーシャーシ。
VS強化シャーシ(イエロー)。
カーボンプレートなど。
ん?
空白地帯が。
フルカウルミニ四駆25周年記念 ローフリクション ローハイトタイヤ(2本 マルーン)が無くなっていました。
ローフリクション 大径バレルタイヤ (2本 マルーン) はたくさん。
と思ったら、すぐに補充されました。
無かったものが目の前で復活すると欲しくなる。
これも いきもののサガ か・・・・。
家にストックがたくさんあるのに、ついつい買ってしまいました。
販売コーナーの横にはポケモンのひざ掛け毛布。
肌寒い気温だったので、このカワイさに癒やされつつ温まるべし。
●その他
お楽しみ抽選会結果。
その他、特筆すべき点として触れておきたいのはレーサーたちの持ち物。
セリアで販売されている、サナダ精工さん(@sanadaseiko)のフタがとまるケースSにマシンを入れている方を多く見かけました。
ブームから定番へといった感じで多くのレーサーに愛されているようです。
ステッカーを貼ったり、カラーリングを施したり、皆様、思い思いのデコレーションを楽しんでいました。
といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!