激闘記録「ミニ四駆グランプリ2013東京大会1」


P-M「午前中のオープンクラスは、自分とあさがやが2位。カトリは1周目のドラゴンバックでコースアウトという結果だった」
カトリ「いきなり結果から入っちゃったな。これで今日は終わり?」
P-M「いや、この大会では新競技のタッグクラスが開催される。これに参加しようと思っているわけだ」
カトリよ〜し、腕がなるな
P-M「出るのは3人の中から成績が良かった者にしよう」
あさがや「当然だ」
カトリ「…」
あさがや「我々が終わるまで、会場の隅っこで惨めに震えていなさい」
P-M「そんな川に落ちた犬を棒で叩くようなマネをしていないでさっさと行くぞ」
カトリ「傷口に塩を塗りこむな!」
あさがや「犯罪係数オーバー300、執行対象です」
カトリ「ドミネーターも向けるな!」

P-M「こちらのマシンの方が安定しているので、第一走者をつとめよう。半周近く差を付けられるかもしれないが、スピードが速いあさがやの方でなんとかしてくれ。吹っ飛んだらあきらめるから」
あさがや「了解だ」
P-M「あと、誤キャッチを防ぐために、マシンが何周走っているかお互いにチェックしよう」
あさがや「任せておけ。α-ZERO現象阿佐青龍アサガヤインパクトDOGEZAはいつでも発動可能だぜ」
P-M「やる気あんの?」

スタッフ「それでは位置について…スタート!!」


※写真はイメージです。

P-M「よし、安定して走行できているぞ。スピードは控えめにしたが、それほど差がついていない」
スタッフ「おっと、マシンが1台コースアウト!残りは3台だ」
P-M「タッチエリアに到着。あと4周だよね?」
あさがや「…」
P-M「お、おい、あさがや!あと…あ、今通りすぎて、あと3周か?」
あさがや「…」
P-M「(ダメだ。緊張のあまり完全にフリーズしている…。自分一人でカウントしよう…)」

P-M「さぁ、5周来たぞ。ここでタッチ!!」
あさがやそぉらぁのかぁーなたーへ〜♪(裏声)
P-M「みくるちゃん!何やってんのよ!!早くマシンを走らせて」
あさがや「はいはいよっこいしょういち。今やりますよぉ」
P-M「おじいちゃん!急いで!!」

あさがや、スタート!!

P-M「よし、隣のマシンはスローペースだし、あさがやのスピードなら一気に逆転できる!」
あさがや「作戦勝ちだな」
P-M「…あ、あれ?あのスピードは何…?すっごい遅いよ!
あさがや「ダメだ…。バッテリーパワーが…もう……ない」
P-M「無気力Ver.でアレンジしなくても見りゃわかるよ!」

カトリ「惨敗だったな」
あさがや「クッ…次こそは!」
P-M「そう、次こそはちゃんとバッテリーを準備してこようね」