ミニ四駆コレクターズクラブ

2006年9月5日発売(セブンイレブンで先行販売。模型店での一般販売は10月4日)
定価399円/ITEM:94570

初期のフルカウルミニ四駆シリーズのマシンたちが、ダイキャスト製彩色済みボディのミニチュアモデルで復活した商品。
値段は税込み399円とちょっと高め。さらにセブンイレブン(しかも一部店舗を除く)のみでしか販売されていない為か、それほど注目度は高くないようです。

発売日当日、自分の近所のセブンイレブンではどこにも売っていなかったので、仕方なく隣町まで行くことに…。
商品棚に姿があるのを発見して一安心したと同時に、1ダースまるまる残っているのを見てしまい、全国的な売れ行きが気になったりと大きなお世話を焼いてしまいました。

閑話休題。
画像を交えてみていきましょう。


パッケージ。
フルカウルミニ四駆第一弾の「マグナムセイバー」です。
マグナムが入っているように見えますが、実際には開けてみるまでどのマシンかはわかりません。


ラインナップされたのは6種類。
左からソニックセイバー、スピンアックス、プロトセイバーJB、マグナムセイバー、トライダガーX、ファイターマグナムVFXとなっています。
レッツ&ゴー!!ファンの方にとっては思い入れのあるマシンばかりですね。


側面。
シャーシ全長は76mm。


反対側。
現在のサイト名である「ミニ四駆オンライン」ではなく、「ミニ四駆オンラインレーサー」と表記されており、紹介文に製品、イベント、サーキット設置店などの最新情報やネット対戦型オンラインゲームも体験できる「ミニ四駆総合エンターテイメントサイト」にいますぐアクセス!と書かれています。
先に発売されたダッシュレーサーは「ミニ四駆オンライン」と表記されていることや、紹介文で謳われているオンラインレーサーがまだサービスインしていないことから、このコレクターズクラブはもっと早い時期に発売する予定だったのかもしれませんね。



箱の中をあけると気泡シート(緩衝剤)の中にマシンが入っています。
説明書やパンフの類は入っていません。


入っていたのはスピンアックスでゲス。
ダイキャストで出来ているのはボディのみで、シャーシやローラー、タイヤはABS製です。
また、ウイングもダイキャストではありませんでした。
正直なところ、ボディの塗装や質感は良いのですが、それ以外はバリがついたままだったり、シャフトが曲がっていたりと、全体の品質はおせじにも良いとは言えません。
値段に見合っているかというと答えに窮するところ。トミカのようなクオリティを期待するとガッカリすると思います。


上から。


底面。
以下の刻印がされています。

C 1996 KOSHITA/Shogakukan,ShoPro
C TAMIYA
Licensed by Animation International
Made in China


側面。
ローラーも一応、回転します。


右からハイパーダッシュ2モーター、ミニ四駆ダッシュレーサー、ミニ四駆コレクターズクラブ。
実機も置いて比較したかったところですが、本体が見あたらず断念。


商品の名が示すとおり、コレクター向けのアイテムであり、細かい部分に目をつぶれば観賞用としての目的は十分果てしてくれます。
自分が使っている(使っていた)マシンがこのように形を変えて復活するのはやはり嬉しいですし、一発モノで終わらせず、品質を向上して第二、第三と作り続けていって欲しいと思います。
もし次回があるのならば、値段が値段だけに中身がわかると個人的には嬉しいのですが(笑)。


今回紹介したのはP-Mが入手した個体に関してのものであり、全ての製品について共通であるとは限りませんので、ご了承下さい。

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