ミニ四駆グランプリ2020ニューイヤー東京大会Dレポート


2020年1月25日に品川シーサイドフォレストで開催された、ミニ四駆グランプリ2020 NEW YEAR 東京大会Dに参加してきました。
久しぶりの公式レース参加で、朝から緊張しっぱなしです。

この日は薄日が少しさす程度で、気温が低く寒い1日でした。
東京都心は4日連続で日照時間が1時間未満とのことで、これは2012年以来8年ぶりのことです。
来週には雪の予報が出ており、まだまだ寒い日が続きそうですね。


品川シーサイド駅から出てすぐに見えるオーバルガーデン。
いつもの場所にコースが見当たらず、かわりに、カラーコーンに囲まれた広大なピットスペースになっていました。


「ミニ四駆ピットエリアです」
会場内はピットとして使えるのとそうでない区画が定められています。
禁止区画でミニ四駆をいじらないように注意し、マナーを守って参加しましょう。


きたぞ、ミニヨンどまんなか!
オーバルガーデンを通過してエレベータを上がると、イオン1Fのジュネーブ広場側にコースが設置されていました。
屋根の下なので、雨や雪が降っても大丈夫。

●チェックイン

海岸通り沿いに停車されたタミヤトラックの付近にて、チェックインスペースが用意されています。
事前申込しておいたTAMIYA PASSPORTを起動して、参加費の500円を用意。
サクッとチェックインしました。


チェックイン後、エントリーシール、参加ガイド、バンキッシュのゴールドメッキボディ、エンブレムステッカーをいただく。


エンブレムステッカー。
KING OF THE ROADの文字とその下のジプニーが良いですね。


写真ではわかりづらいですが、しっかりと光っています。


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュールなどの情報が記載されています。
 →裏面はこちら

【タイムスケジュール】
  11:40〜13:00 チェックイン受付
  12:40〜 オープニング、競技説明
  13:00〜 予選(オープン、トライアル)
  13:45〜  お楽しみ抽選会発表
  15:10〜 二次予選
  15:50〜 決勝
  16:30〜 表彰式


東京大会Dは午後のみの開催。
トライアルクラスとオープンクラス、チャンピオンズのレースが行われます。
Dがつかない翌日の東京大会は朝から開催。
それらに加えて、ジュニアクラスとファミリークラスが行われ、レース以外にコンクールデレガンスもあります。
自分の予定やイベントによって、参加する大会を申し込む形になりますが、大会に初めて参加される場合は、終日開催される大会(基本的に日曜日開催の方)が楽しめるかなと思います。


大会によって使用できる電池に指定があります。
今回はタミヤ製の電池であるパワーチャンプRS、ネオチャンプのみ。
夏に行われる大会では富士通乾電池が許可されたりしますが、タミヤ製であればどの大会にも出られるので悩まずに済みます。


ホットカイロやバッテリーウォーマーなどで電池を温める行為は禁止されています。
ポケットに入れたり人肌で温めるようにしましょう。


ミニ四駆のレースに出るには、マシンが公認競技会規則というルールにそっている必要があります。
レースに出場する直前に「車検」という、公認競技会規則に適合するかのチェックをスタッフの方から受けます。
それに合格するとレースに出場できるのですが、いきなり車検を受けるのは不安です。

この車検に合格できるかを事前にチェックしてくれる「マシンチェックコーナー」というサービスが無料で受けられますので、心配な方はこちらで事前チェックを。


オープニングセレモニーが終わると、クラスとエントリーシールの番号の呼び出しがかかります。
自分の番号が含まれる範囲が呼ばれたら、出場するクラスの車検を受ける列に並び、車検を受けてレースに出場という流れになります。

レースは基本的に5人一組で行われます。
5人一斉にスタートして、最初に5周走りきったマシンが勝利。二次予選、決勝へと駒を進めます。
逆に、負けるとその時点で終了となります…。

●コース


本日のコース「2020 SUPERコスモサーキット」。
今春発売予定の新マシン、コスモソニックにかかったコース名の5レーンコース。
約206mということで、今年のコースではウインター2019のREIWAサイクロン(218m)スプリング2019のステップサーキット2019(213m)あたりと近い長さ。
レイアウトがシンプルでアップダウンが激しくないこと、かなりの速度域による戦いが繰り広げられました。


オーバルガーデン側にAコース。
MCガッツと櫻井なるさんが司会進行を担当。


ジュネーブ広場側にBコース。
ともに同一レイアウト。二面運用です。
MC GUYが司会進行を担当。

それでは、各セクションを見ていきましょう。


スタートから短めのストレート。


すぐに180°コーナーの「2020 1stターン」。


ブリッジの下を通って右方向に曲がる。


その後、見えてくるのは20°バンク。


横から。


バンクを突破するとこのコースの要所「CosmoSゾーン」。
バンクを含めて10連続の90°カーブが連なる、過去のレースでも類を見ない連続コーナーの嵐。


コーナーリング性能で思いっきり差がつく、実力とセッティングの腕が試される、ミニ四駆レースの真髄とも言えるセクションです。


20°のレーンチェンジ。
角度が無いので、素早く走り抜ける。


バンク以外のレーンは平面のコーナーを回ります。


ストレートから90°コーナー。


ここから後半へ。
今までのスピードと勢いで走ってきたマシンたちを排除しにかかってきます。


今コースの難所となる上りスロープからの「CHU〜TURN」。


この上りスロープが、高速セッティングのマシンたちを次々となぎ倒していました。
もちろん、このコース最大のコースアウトポイント。
1周かからず複数台が消えるレースが多発、5台全車コースアウトを何度も見ました。


別アングルから。
特に何の変哲もないスロープなのですが、こういった基本的なセクションが牙をむくのは本当に恐ろしいです。
着地が1レーンというのが厳しさを増しています。


CHU〜TURN。
チュウターンと呼びます。
今年の干支、ネズミの鳴き声ですね。


コーナー自体は特筆すべきことはありません。
上りスロープ、ストレート1本の後といういやらしい配置のおかげで、破壊力マシマシ。
一方、この組み合わせを利用した面白いセッティングが話題になっています。
各大会の入賞マシンがタミヤのサイトに公開されているので、そちらをご確認願います。
本当に勉強になります。


CHU〜TURNからストレート、90°コーナー。


ストレート2本から下りスロープ。


2本目のストレートは床が透明なアクリルです。


この位置だとスロープが見えず、急に床がなくなっているように見えますね。


下りスロープ。


横から。


下りスロープからの着地はストレート1本。
上りと比べるとコースアウト率は低かったですが、スピードに乗っていると危険度が増します。


最後は90°コーナー、ストレート、90°コーナーからなる「2020 1stCROWN」。

以上、メインコースの紹介でした。
平凡なコメントで恐縮ですが、やはり上りスロープをどう攻略するかに尽きると思います。
私もウデマエが足りなかったのか、あっさりと処されてしまいました。むぅ…。


こちらは誰でも自由に走らせられるオープンコース。
練習するもよし、仲間同士で走らせるもよし。

●販売コーナー

マシンやパーツが購入できる物販です。
イベント会場でしか買えない特別なアイテムもありますので、レースに参加されるならぜひ覗いてみてください。


発売されたばかりのGRスープラ、TS050 HYBRID 2019、ヤリスたちが。


再販&価格改定されたミニ四駆、ワイルドミニ四駆たち。
イベント会場でこのように並んでいるのは新鮮です。


キーンホークJr.クリヤーパープルスペシャル、ブラストアロー クリヤーブルースペシャル。


ミニ四駆コアラ パステルスペシャル、アバンテJr. ブラックスペシャル、DCR-01(デクロス01)クリヤーブルースペシャル。


DCR-01、DCR-02のボディパーツ、ドレスアップステッカーたち。
デザイナーのやまざきたかゆき氏のご結婚を祝福しているように並んでいます。


サプライズ販売。
昨年1月から通販限定で販売されているホーネットJr. 棚橋弘至スペシャルが。


1,980円(税込)。
EC通販の送料660円分お得です。
そして、「VZシャーシにも搭載可能です。」の文字に注目。


組み立てるとこのような感じに。
カッコいい!


限定パーツたち。
本日発売のHG 大径ナローアルミホイールII (2本)もあり。


限定パーツたち。


本日発売のローフリクション 大径スリックタイヤ (4本 マルーン) が。
ミニ四駆ステーション限定のHG ボールリンクマスダンパー (六角ウエイト / カーボンプレート) は見当たらず。


缶バッチ(ミニ四駆チャンピオンシップ2019)。


ミニ四駆ベーシックボックス用キャビネット(ボックス1個付)。
※中のマシンは付属しません。


今回もキャラクターのざ掛け毛布やコンパクトまくらが。


ミニ四駆大会限定特別価格ということで、コンパクトまくらがよりどり2点で1000円(税抜)。
これは悩む。

●その他


表彰式のバックパネル。


お楽しみ抽選会。
スペシャル景品に「ADVAN スーパーハードローハイトタイヤ」「ADVAN ステッカー」が。
これらについては、東京オートサロン2020レポートをご覧いただければ。


チャンピオンシップ2019の缶バッチを2種類ともしっかりゲット。


赤い方。


2020年1月15日に正式サービスがはじまった、ミニ四駆超速グランプリ。
会場でもプレイしている方を多く見かけました。


といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!

このエントリーをはてなブックマークに追加