第62回静岡ホビーショーレポート(その2)マシン、パーツ編


今回のイベントでは大量の新製品が展示されました。
フルカウルミニ四駆30周年、ジャパンカップ2024と記念アイテムが目白押しですが、まずは通常、限定キットからいきます。


クロススピアー01(VZシャーシ)
発売日:2024年5月18日 定価:1,320円
シュピールヴァーレンメッセ2024で発表された完全オリジナルの新マシン。
ITEMナンバーは18103。
ホットショットJr.から続く、レーサーミニ四駆シリーズです。
デクロスやデュアルリッジJr.、レイスピアーなどでおなじみのハイパーデザイナー、やまざきたかゆき氏率いるPDC DESIGNWORKSによるデザインです。








今回の展示、発表はありませんでしたが、クロススピアー02(VZシャーシ)の発売も予定されております。
クロススピアー01とのボディパーツの互換性があるかは不明ですが、デクロスシリーズのように様々なカラーバリエーション、組み合わせができるとアツいですね。


HG ローハイト用ヘビーアルミホイールII (リバーシブル2本)
発売日:2024年6月22日 定価:836円
アルミ削り出しほホイールで、重量は2本で約14g。
重量が低くなるので、走行安定性が向上します。
フロントだけ、リヤだけにすることで、バランスの調整も可能。
リバーシブルなので、スーパーXやXXのように通常のホイールでは干渉するシャーシでも取り付けることができます。


装着例。
マシンはレイスピアー。
例とレイをかけたわけではなく、PDCつながりで選ばれたのだと思います。


HG 軽量19mmオールアルミベアリングローラー(テーパータイプ)
発売日:2024年6月22日 定価:990円
すり鉢形状のアルミローラー。
520ベアリングが内蔵されており、回転がスムーズです。
ITEM:95436の19mmオールアルミベアリングローラー(テーパータイプ)よりも約30%軽量ということで、重すぎず軽すぎずというバランス、さらにコースへの引っ掛かりを提言してくれる形状が、ジャパンカップ2024攻略に強力な武器になるのではと注目されています。




装着例。
マシンはさきほど紹介したクロススピアー01。


フロントバンパーの下段に装着した例。
もちろん、バンパーの上や色々な場所に装着できます。


HG カーボンリヤワイドステー(3mm)
発売日:2024年8月予定 定価:1,320円
2015年12月に発売された限定パーツの再販。
3mmと分厚いので、バンパーの代わりに使う用途でも信頼できます。


HG カーボンリヤステー(3mm)
発売日:2024年8月予定 定価:1,320円
2016年3月に発売された限定パーツの再販。
こちらも3mm厚。
マシンのセッティングによって、ワイドステーかこちらを選ぶ感じですね。


装着例。
マシンはクロススピアー01。


カーボン強化スーパーFMシャーシセット
発売日:2024年8月予定 定価:440円
2016年1月に発売された限定パーツの再販。
フロントにモーターを搭載するスーパーFMシャーシ。
剛性の高いカーボンファイバー配合のナイロン樹脂を採用。
A部品やリヤローラーステーはABS樹脂製。
フルカウルミニ四駆30周年で、FM-Aシャーシという次世代が出ている中での再登場ということで、スーパーFMシャーシを採用しているブロッケンギガントや、ガンブラスターXTOと絡めるかと思ったのですが、現時点はシャーシ単品での展開です。


1/32 アバンテJr.
発売日:2024年9月予定 定価:1,210円
1988年12月に発売されたキットの再販。
ミニ四駆のエポックメイキング、知名度ナンバー1のアバンテJr.です。
当時と同じタイプ2シャーシが採用されています。
なお、パッケージは当時を完全再現ではなく、デザインが若干異なっています。

定価は税込で1,210円。
発売当時は消費税がなく600円で買えたので、物価の高騰と税率アップには驚かされます。






1/32 アバンテJr. ブラックスペシャル
発売日:2024年9月予定 定価:1,210円
1989年9月に発売されたキットの再販。
スモークカラーのボディ、蛍光ピンクのホイール、タイプ2シャーシと当時と同じ仕様です。
こちらもパッケージが若干変わっています。

アバンテJr.、アバンテJr.ブラックスペシャルともに、トミカとのコラボが発売され、メモリアルイヤーではありませんが、30周年のフルカウルミニ四駆とともにプッシュされています。
とはいえ、アバンテシリーズは毎年何かのアイテムが発売されていますし、アバンテJr.、アバンテJr.ブラックスペシャルは何度も復刻しているので、古くからのミニ四駆ファンにとっては目新しさはないかもしれません。






イベント会場限定アイテムたち。
以前、タミヤUSAで掲載された日本未発表のマシン、パーツですね。


ハイマウントチューブスタビセット (クリヤーレッド)
発売日:2024年7月予定 定価:220円
フロントローラーの上に装着する樹脂製の円筒形スタビライザー。
通称「湯呑み」。
マシンが傾いたときにコースフェンスに触れて転倒を防いでくれます。
ブラック、クリヤーイエロー、クリヤーバイオレット、クリヤーグリーンが過去に発売されましたが、クリヤーレッドと後述するクリヤーブルーは意外にも初登場です。


2段低摩擦プラローラー(13-13mm)レッド
発売日:2024年7月予定 定価:220円
13mm径のダンベル型ローラー。
摩擦係数が少ない低摩擦樹脂製です。
プラローラーでありながら、520ベアリングが内蔵できます。
2段低摩擦プラローラー (13-13mm) では、オリジナルのブラック以来初のカラバリ。


装着例。
マシンはバスターソニックプレミアム。


発売は7月予定。
7月のジャパンカップ2024会場での限定販売からでしょうか。


ハイマウントチューブスタビセット (クリヤーブルー)
発売日:2024年8月予定 定価:220円
先ほど紹介したハイマウントチューブスタビの色違い。


2段低摩擦プラローラー(13-13mm)ブルー
発売日:2024年8月予定 定価:220円
こちらも前述した2段低摩擦プラローラー(13-13mm)のカラバリ。


パーツ装着例。
マシンはビートマグナムプレミアム。


発売は8月予定。
ジャパンカップ2024開催期間なので、どこかの大会から販売されるのでしょうか。


マッハフレーム メッキモデル
発売日:2024年8月予定 定価:1,320円
展示は「メッキモデル」としか書いてありませんが、ボディはブラックメッキなので、マッハフレーム ブラックメタリック(FM-Aシャーシ)といった名前になるかもしれません。


ホイールはメッキではなくホワイトでした。


発売は8月予定。
これもジャパンカップ2024のどこかから販売が開始されるのでしょうか。

→その3:フルカウルミニ四駆30周年編(ハリケーンソニックポリカ、記念アイテム)


その1:入場編(会場入りからタミヤブース)
その2:マシン、パーツ編(クロススピアー01、アバンテJr.など)
その3:フルカウルミニ四駆30周年編(ハリケーンソニックポリカ、記念アイテム)
その4:ジャパンカップ2024編(コース、記念アイテム)
その5:コラボ編(ネオトライダガーZMC香炉、トミカ)
その6:販売品編(会場限定アイテム、販売コーナー)
その7:その他編(年表、イベント情報)

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