こだま346号東京行き(その6)

「あっそ」

冷たく言い放ち、その場を後にする346。

「346クン、あっちで"薄い反応だなー"ってぼやいている人がいますが」
「放っておけばいいンだよ」
「この出だし、本編の第6章第9話(下)と繋がっているのね」
「まぁな。あの後、ショックを受けたカトリがソニックブームを連発して大変だったよな」
「えっ?そんなことしていたっけ?」
「悪い。ヨガフレイムだった」
「それも違うと思うが」

「と、まぁどうでもいい話はおいといて、346は予想通り惨敗だったな」
「うっせーな。四天王が全員揃えばP-Mになんて全勝だったぜ」
「いや、すでに二連敗していたから全勝はムリ…」
「カトリなんて逆走してもオレに勝てねぇだろう」
「そりゃ逆走した時点で負けだし…」
「あさがや如きオレが走るまでもないぜ」
「あぁそうだね。不戦敗だね」

初出:2007年4月13日 峠の茶屋「こだま346系東京行き(その6)」