FireTV StickでもAirPlayができる「AirReceiver」

久しぶりのガジェット系エントリーです。

AmazonのFireシリーズ。
タブレットやスティック型、PCのような据え置き型等、色々なモデルが発売されています。
私が購入したのはFireTV Stickという一番安価なモデル。



HDMIで接続したディスプレイやテレビに、リモコンで操作しやすいようにカスタムしたFireOSが搭載されたセットトップボックス…というとわかりづらいので、ざっくり言ってしまうと「テレビでネットが使えるようになる棒」です。
Amazonプライムビデオ、dTV、U-NEXT、huluなど、数多くの動画サービスやアプリを利用できるスグレモノ。
定価は4980円。ただでさえ安いのに、たびたびセールで安売りしてくれます。
私は昨年のプライムデーのときに3480円で購入しました。

これでAmazonプライムビデオ漬けの毎日だー!!

ということはなく、プライムビデオはスマホやタブレットで空き時間に気軽に見れますので、リビングで気合を入れて観るというのも少々億劫になってくるというSTBの存在意義を真っ向から否定する視聴スタイルに。
さらに、年始にはYouTubeが見られなくなってしまい、ますます出番がなくなってしまいました。
正確にはブラウザ経由で観られますが、そこまでするならそれこそスマホや既にあるシアターシステムでいいじゃんとなります。

そんなこんなで文字通り埃を被っていたFireTV Stickですが、ネット上で偶然見かけたこちらのサイト様の記事に心奪われました。

Fire TV Stick、AndroidのミラーリングはAirReceiver経由でより簡単に、表示遅延も抑制可能(another Win And I net)
http://www.kimanagu.com/entry/firetv-android-mirroring-airreceiver/

ナニコレ。こんな便利なモノがあったのか。
この手のヤツはApple TVとかデジタルAVアダプタとかを介さないとダメだと思いこんでいました。
しかも、このアプリの価格がスゴい。たったの305円。
ミニ四駆のモーターや、ポケGOのスペシャルボックスよりも安い。

AirReceiverでできることはだいだいこんな感じ。
・iOS、Mac、Androidの画面をテレビに表示する(AirPlay、Miracast)
・iOS、Mac、Androidの動画や音声をテレビから出力する(AirPlay、Miracast)
・Sambaクライアント
・DLNAでコンテンツを再生する

こんなに盛り沢山な機能が。
AirPlayのみを期待していたのですが、MiracastやDLNAが使えるのはイイですね。
これだけあったらさぞ設定も難しいのだろうと思って構えていたのですが、使いたい機能にチェックを入れるだけで簡単に使えます。



上はiPadで表示した写真をテレビに映したときのもの。
この後、ブラウザや色々なアプリを動かしてみましたが、気になる不具合はなく良好。
動画や音楽もしっかりとAirPlayで再生できました。
もちろん、iPhoneやAndroidスマホでもしっかりと使用可能でした。

ほぼ手間いらずの簡単さ、しかも動作不良や遅延なくというのは素晴らしいです。
これがたった305円とは恐れ入りました。