2019第59回全日本模型ホビーショーレポート(その2)VZシャーシ編

その1:入場編(会場入りからタミヤブース)
その2:VZシャーシ編(新シャーシ)
その3:マシン編(年末に向けてのニューマシンたち)
その4:グレードアップパーツ編(強化パーツや便利アイテムたち)
その5:販売品編(会場で販売されたアイテムたち)
その6:その他編(今後のレースイベント)
番外編:ミニ四駆以外(ホビーショー会場の他メーカー。増刊号へ飛びます。)



会場で発表された新シャーシ、その名も「VZシャーシ」。
スーパーTZ→スーパーTZ-X、スーパーX→スーパーXX、スーパー1→スーパーII、スーパーFM→FM-Aなど、各世代のシャーシのアッパーパージョンが出る中、次はVSではと何度となく期待されていましたが、ついに進化を遂げました。

待望の新型「VZシャーシ」2020年春登場
レースシーンを席巻し続ける、軽量コンパクトなVSシャーシが正統進化
適度な"しなり"感を持たせつつ、バンパー、リヤステー基部、プロペラシャフト軸受など各部強度アップ
分割式バンパー採用やビス穴位置の見直しで各種グレードアップパーツ装着に対応


上面と下面。
ビス穴が多く、ステーやプレート、ダンパーが取り付けやすくなりました。
シャーシ底面のフラット化、ビスどめ可能なギヤカバーといった現代のスタンダードも取り入れられています。


VSはコンパクトなサイズと軽さ、しなやかなねじれが特徴で、多くのレーサー、特に上級者のレーサーに愛されている印象です。
一方で強度面に不安があったので、このあたりがしっかり改善されると、VS以上に強力なシャーシになりそうです。
ちなみに、右下のVZシャーシのロゴは、ミニ四駆公式さんのTwitterにて、フリー素材として公開されました。
色々な用途に使えるのでありがたし。


フロントバンパー、リヤステーが取り外し可能に。
このあたりの強度は不安だったので、着脱可能になったのは嬉しいポイント。


スペック。

シャーシ名称:VZシャーシ
駆動方式:リヤモーター・四輪駆動
シリーズ:ミニ四駆各シリーズ予定
ギヤ:スーパーX/XX用(可能ギヤ比 5:1、4:2:1、4:1、3.7:1、3.5:1)
クラウンギヤ:G13・ピンク
プロペラシャフト:スーパーII/VS用(1.4mm)
電池金具:スーパーX/XX用(VS等と同じ)


全長:158mm(VS 146mm、FM-A 156mm)
全幅:98mm(VS 89mm、FM-A 97mm)
ホイールベース:80mm(VS/スーパーIIと同じ)
車体重量:スーパーIIシャーシ同等
使用樹脂:シャーシ本体・A部品ともABS
軸受:低摩擦樹脂(FM-A/ARと同じ)
電池:シャーシ上面よりアクセス、バッテリーホルダー使用
モーター:シャーシ上面よりアクセス


その他の特徴
フロントバンパー:分割式(2本ビス止め、取外し可能)
リヤステー:新形状(2本ビス止め、取外し可能)
標準装備ローラー:フロント×2/リヤ×4(14mm)
VSシャーシ同方式ヒンジ開閉式フロントギヤカバー


実際のシャーシも展示されていました。
見た目は製品化しても良いのではと思えるほど出来上がっており、これから入念なテストがされるのかなと思います。


このシャーシを採用するマシンはすでに決まっているとか。
レッツ&ゴー!! Return Racers!!に一文字豪樹あるいは彼と関係のあるキャラが登場して新マシンを使うというのを期待。
ブレイジングマックスプレミアムあたりはいずれは出そうだとは思います。
最近の流れから、自動車メーカーとのコラボもあるでしょうか。
私としてはRCのJr.シリーズを再開してほしいという希望が強いですが、気長に待ちたいと思います。


特に"しなり"を強くアピールしているVZシャーシ。
実際に手にとって確認したかったのですが、今日はお触り禁止でした。

ミニ四駆公式さんのTwitterでは、その様子が動画でアップされていますので、そちらをご覧ください。
 



以下、色々な角度から。



































VZシャーシは2020年春登場予定。
今から楽しみですね。

→その3:マシン編(年末に向けてのニューマシンたち)

 


その1:入場編(会場入りからタミヤブース)
その2:VZシャーシ編(新シャーシ)
その3:マシン編(年末に向けてのニューマシンたち)
その4:グレードアップパーツ編(強化パーツや便利アイテムたち)
その5:販売品編(会場で販売されたアイテムたち)
その6:その他編(今後のレースイベント)
番外編:ミニ四駆以外(ホビーショー会場の他メーカー。増刊号へ飛びます。)

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