ゲームボーイミクロ


今回はゲームボーイミクロを紹介。
ゲームボーイシリーズの後継…ではなく、ニューファミコンやPSoneのようなポジションの本製品は、ミクロの名が示すとおり、コンパクトなゲーム機に仕上がっています。

パッケージ内容。
箱は化粧品のようになっており、今までのゲーム機にはなかった高級感を演出。
説明書、クラブニンテンドーのシリアルが書かれた紙、ACアダプタ、ケース、そしてミクロ本体が入っています。
このACアダプタはDSやGBA SPと共通ではなく、あくまでミクロ専用です。


本体のレビュー。
 
・サイズ、重量
軽い!小さい!!
胸ポケットにも余裕で入ります。
DSは持ち運ぶのに躊躇する重さですが、ミクロなら使う予定が無くても持ち運んでしまいそうです。


携帯電話「W21S」との比較。
折り畳んだ状態の携帯電話とほぼ同じ大きさ…いや、小ささといった方が良いのだろうか。
 
・液晶
小型ながらも鮮明で見やすいです。
輝度が5段階で設定できるのも○。
MAXに設定するとまぶしすぎるくらいの輝きをみせてくれます。
普通の使い方なら2〜3でも十分いけます。
 
・ボタン類
十字キーやA、B、スタート、セレクトは文句なし。
小さすぎて操作しにくいのではといった心配も杞憂に終わりました。
しかし、LとRは不満に感じました。
ホールドした際に指が来る部分で押すように想定された作りになっていますが、困ったことに手前や外側で押しても反応しません。慣れれば問題ないのですが、やはり違和感が…。
 
余談ですが、インプレスで内部をばらした写真が載っていました。
これを確認したところ、接点は耐久性のある金メッキが採用されているようです。
耐久性の低いカーボンを接点に使用している携帯ゲーム機もありますが、その点は問題ないようです。
 
・音質
お世辞にも良いとは言えません。
スピーカーの音は小さいですし、イヤホンを挿すとノイズが乗ります。
 
・バッテリー
可もなく不可もなく。
本体に面白い仕掛けがあったのでご紹介。


↑起動時や充電中は青のLED


↑バッテリー残量が少なくなると赤のLED

という細かい演出。
 
・質感
アルミの質感がかなり心地よいです。
表面のプレートは指紋が目立ちやすい(特にブラックはかなり目立つ!)のが難点ですが、拭く度に愛着が沸くのは私だけ?


拭く時に使用している100円ショップで購入したレンズクリーナー。メガネ売り場で売っていました。
コレで拭くと本体についた指紋や脂があっという間にキレイになります。
フェイスプレートはもちろん、LRボタン、裏面もコレ1枚で磨くことが出来ます。


付属のケースに入れておけば、収納するだけでキレイに!!
 
ちなみに、フェイスプレートは今後いろいろなデザインのモノが発売されるそうなので、自分だけのミクロを作ってみるのも面白そうです。
 
さすがはゲームボーイ「ブランド」。
しっかりとした作りになっており、所有感を満たしてくれます。
コンパクトになった割には操作性がほとんど犠牲になっておらず、ただのコレクターアイテムではなく、ゲーム機としても作り込まれているのがわかります。
誰にでもオススメするようなモノではありませんが、自分にとっては非常に満足度が高いガジェットです。

PLAY-YAN micro


ミクロの美麗な液晶を見て即決で購入してしまいました。
GBA SP、DS、そしてミクロでSDカードに入れた音楽を聴いたり、動画を見たりすることができるキットです。
サポートしている動画の形式も豊富で、映像もキレイに表示してくれるので重宝しています。
 
欠点は切り替えやムービーの一覧表示の際にブチッとノイズが入ることと、スリープの使い勝手があまり良くないこと、本体の電源投入時の音がプレイやん側ではなく本体側から出ることの3つ。
これらの欠点も値段を考えると仕方ないところでしょうか…。