激闘記録 第九章第9話「P-Mの冒険Episode03」

皆様、こんにちは。
私ことP-Mは浅草に来ています。

浅草といえばもちろん、雷門…ではなく、今日は浅草ROXで開催されるミニ四駆GP2009年間チャンピオン戦。
コレにやってきたわけでございますですよ。



到着時刻は9時前。
いやぁ、一人だと時間通りに到着しますね。
そう。またしても一人なんですよ。
アサベルとカトリチャードは大輝石(バルキネスクリアス)がどうとかで、今日は欠席。
連中の分もがんばって走ってくるか。
●浅草 ROX

到着して程なく、開場された。
まずはエントリーカードを無事入手。
200番台という、なかなかの位置を確保。何がと聞かれると答えられんが。



今回のコースはドラゴンバックがうねっている…ではない!?
関西大会のレイアウトとは違う。中部とも違う。ジャパンカップジュニアサーキットとも違う。
だがそんなことで動揺する私ではありませんわ。
ちゃんと対策をねってきましたから。
対策といっても、一週間前に購入したライトダッシュモーターに替えただけだが。

さて、まずは落ち着いて練習走行に行きますか。
ここで気の抜けたバッテリーを使っては練習にならない。
本番と同じセッティングで走らせてこその練習走行だ。
さっそく前回から使わずに封印していたパワーチャンプを…あれれ?
おっかしーなー。ちゃんと持ってきたはずなのに。
奥の方にあるのかな〜って、ない!急いで買ってこなきゃ!!



ライジングトリガーホワイトスペシャルとフロントアンダーガードを購入。
ウチに保管してある未開封のメッキキットたちがかなり幅を効かせてきたので、メタリック仕様各種はパス。
あぁ…。
練習走行に参加するためにバッテリーを購入しようと思ったのに何故 か肝心のバッテリーは買わずにそれ以外のモノたちを買った挙句また練習走行に行こうとしているなんて断じて認めたくないな!!

再度、販売コーナーへ。
それにしてもアバンテMk.IIのパッケージは何度見ても吹くな。



●練習走行

ん?



小径タイヤ限定クラスも今日で最後か…。
いま思えばいろいろなことがあったなぁ。
カトリが二周目で 周回遅れになったりカトリが一次予選を突破したり…って、小径タイヤ限定クラスのマシン、カトリだけじゃん。

列に並んでいる際に表彰台を発見。



心の中でつぶやく。
「あそこで踏み台昇降をする日も近いな」
手前にあるコース上にある緑色の床とか盛り上がっている岡は視界に入らない。見えない。聞こえない。

練習走行の順番が回ってきた。
3周で終了とのことだが、今の自分にはそれくらいが調度良い。
なぜなら、5周走らせるともう一回走らせたくなってしまうから。3周くらいならあきらめがつく。

どうせ練習だしと軽い気持ちで走らせてみたら…かなり調子が良い
どれほど調子が良いかというと、Twitter でつぶやいてしまうほど



なんかのフラグ立てた?気のせいだよね。

練習走行が終了して程なくして、櫻井さんと熊谷さんが登場。
変な格好の人は今日も欠席らしい。
自分の出番までまだ時間があったが、フリーサーキットにも行かず平然と待つ。
動かざること山の如し。



エントリーカードの番号が201番〜300番の選手は車検場に集合してください

「光よ集え!!」と叫び、抜刀するかのごとくマシンを取り出す。
もちろん、心の中で。

車検も余裕でパスし、いよいよレースのときがやってきた。
隣のレーサーが提灯、井桁バリバリの明らかに速そうなマシンだったが、ここまで来たら他人は関係ない。
己のマシンを信じるのみ!!



スタッフ「シグナルが青になったらスタート ですよ。それでは…」

レディ…ゴー!!


※画像はイメージです。

スタートはいつも通り遅れた。
あさがやの遅刻癖が感染したのだと思ってあきらめているので、ここらへんは想定内。
レースはまだ始まったばかりですよ。

バーニングブリッジを過ぎた頃には2位という好位置につけていた。
ミニ四駆DSの小径タイヤ限定クラスで修行した成果が出たな。
といっても、出場しているのは小径クラスじゃなくてオープンクラスだが。



テーブルトップ、ドラゴンバック、芝、ダウンヒル。
次々と襲いかかる刺客たちの前に生き残ったのは2台だけとなった。
自分で言うのもなんだが、抜きつ抜かれつの好勝負。
隣のレーサーとも友と書いてライバルと呼べる関係になっているはずだと思ってチラ見したら、いつの間にかいなくなっていた。



5周目に突入。
まだ接戦状態が続いている。
両車、バーニングブリッジを通過。



テーブルトップに差し掛かったと同時に、相手のマシンが一気にスパートをかけてきた。
なんで急にスピードが上がるん だ!?
シャイニングスコーピオンか?GPチップ か?

…と思ったらそんなことはなかったぜ。
自分のマシンが大幅に減速しているだけでした。

なんとか完走し、今年最後のレースは一次予選で2位という結果だった。
スピードダウンの原因を追求しようと思ったら、マシン中心部から異臭が。
なんと、対策として導入したライトダッシュモーターが高熱を発しているではないか。
まだ買って一週間しか経っていないのに!キー!!

結果として二次予選に行けなかったのは残念だが、内容としては満足のいくものであった。
この敗北を近所のおばさんに捧げるとしよう。

帰りの電車でミニ四駆DSをプレイ。
せめてゲームの中だけは…ねぇ。


えっ!?


ヒラシマァアア!!

その顔やめろ!
というか、見ただけでだいたいの数字がわかるなんてすごいな、キミ。