カトリ「腹が減ったからメシにしよう」
P-M「昨年に続き、我々はカトリ氏のエスコートで静岡へ向かっている。雲は多いものの、
気温も高く、日差しも降り注ぐといった行楽日和に近い天気。雨が降らなくて良かった」
あさがや「変な方向を向いてしゃべっていないで、ワッフルでも食おうぜ」
P-M「なんかデジャブっている気がするがまぁいいか」
あさがや「"するが"と"駿河"をかけたわけか。やるな」
P-M「やかましいわ。久しぶりに放課後ティーリーグ(命名:346)でイベントに行くわけだから、
団体行動の和を乱すようなことはしてくれるなよ」
あさがや「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」
カトリ「黙れ。さっさと戻れ」
あさがや「…はい」
P-M「?なんかカトリに対して今日は素直だな」
●静岡市内
カトリ「さすがにツインメッセやタミヤ本社の駐車場は満杯か」
P-M「あ、あれは!?」
静岡ホビーショー 臨時駐車場
カトリ「おぉ!助かるじぇ」
P-M「混雑を見越して、臨時駐車場を用意してくれたのか。やるな!」
●駿河区役所東側臨時駐車場
P-M「会場行きのバスも!至れり尽くせりだな」
カトリ「だが…時刻表がない」
P-M「まぁ、15分おきとか、定間隔での運行でしょう」
11時
カトリ「動かんね」
あさがや「…あさがやなり」
P-M「ま、まぁ気長に待ちましょう」
11時13分
運転手「席が全部埋まったのでそろそろ発車します」
P-M&カトリ「えっ!?」
●ツインメッセ静岡
P-M「10分くらいでツインメッセに到着。駐車場込みで無料というのはありがたいな」
カトリ「空模様が怪しいな…」
P-M「普通ならあさがやのせいだとかツッコミを入れるところだが、尺が無いのでさっさと行こう」
あさがや「…僕に指図するな。僕は神だぞ」
P-M「は?尺がないって言っているだろう。そういうのはいらんがな」
カトリ「そうだぞ、あさがや。会場に急ごう」
あさがや「仕方ありませんね」
P-M「…なぁ、なんで今日のあさがやはカトリに従順なんだ?」
カトリ「今朝、こんなことがあった」
集合時刻 プルルル… あさがや「もしもーし」 カトリ「集合時刻だが、今何してる?」 あさがや「睡眠なう」 カトリ「寝ながらつぶやくな!さっさと来い!!」 |
P-M「また遅刻かよ!!」
カトリ「なんとかP-Mとの集合場所には間に合ったが」
P-M「…そんなことがあってよく間に合ったな」
●会場内
あさがや「最初はガンダムから行くぞ!」
カトリ「まずはタミヤの販売コーナーからだな」
あさがや「ですよねー。ごちゃごちゃぬかしてないでさっさと行くぞ」
P-M「ははは…」
●タミヤブース 販売コーナー
カトリ「オペレーショントルネード発動よ!」
P-M「トルネード…?」
あさがや「カトリっぺ、ついにあの作戦を実行するのか…」
P-M「あの作戦ってなんだよ」
あさがや「見てください。買い物カゴにパーツを入れまくるあの姿はトルネードのようでしょう」
P-M「迷いが無い…。オーバーランするスキもないな」
あさがや「我々も行きましょう」
P-M「ナチュラルのプレートは3つとも買っておくか」
カトリ「フッ…こちらはすでに確保済みだ」
P-M「さすがだな。自分も早めに取っておくか。コレとコレとコレだな。
FRPマルチ補強プレート(ナチュラル)、FRPマルチワイドステー(ナチュラル)がダブっている…。
誰だよ、別の箱に入れたの」
カトリ「そうカッカするな。ほら、X・XXシャーシFRPリヤローラーステー」
P-M「ありがとう。珍しく親切だな」
カトリ「よせやい。照れるわ」
・
・
・
P-M「やってもうた。5150円も使っちゃったよ」
あさがや「もう少し考えて買った方がいいですよ。僕なんて315円ですから」
P-M「少なっ!というか、いままで散財しまくっていたあさがやに言われたくないよ!」
あさがや「ウルサイですね。それと、僕のことはクライストと呼んでください」
P-M「暗い人?自虐的だな」
あさがや「ク・ラ・イ・ス・トです!」
カトリ「いやぁ、今日は節約して5800円だったよ」
あさがや「さすがです!さすがやりくり上手!!」
P-M「…」
●タミヤブース
P-M「やはりまずはミニ四駆からだな」
P-M「このプレートはスゴイな。シャーシの方がオマケに見えてくるよ」
あさがや「しかもVSシャーシってのがEvoという感じがするね!」
P-M「…え?あ、あー…そうだね」
カトリ「このFTPプレートだけ別売りしてくれたら30枚買うのに」
P-M「なんか色々と間違えているよね。ファイル転送プロトコルとか、お金の使い方とか」
あさがや「サンダーショットMk.IIクリヤースペシャルか。買うわ」
P-M「あぁ、自分も当初はノーマークだったが、買うことにしたよ。パッケージもいいよね」
あさがや「やっぱりやめた」
P-M「なんで!?」
P-M「ゴムブレーキセットはどうだろう」
カトリ「リヤブレーキを思い出すな。ハードのブレーキゴムは入っていないのか」
あさがや「コレで200円はオトク!」
P-M「そうかな。ちょっと高いような気がするが」
あさがや「もしレース会場で何かを筆記しようとしたとして、
メモと鉛筆だけしか持っていたなかったら訂正するときに困るじゃん?
その時にこのブレーキゴムを使って消せるし、ミニ四駆以外の用途でも大活躍だね!」
P-M「(ダメだ。ツッコミを入れたら負けだ)」
P-M「さて、一通り見終わったし、タミヤ本社へ向かうか」
あさがや「あ、ちょっと待って」
あさがや「労働者だ!!!」
あさがや「じゃ、行こうか」
P-M「何がやりたかったの、クライスト?」
あさがや「…」
P-M「自分がそう呼べって言ったんだから返事しろよ!」
●タミヤ本社
あさがや「最初は屋じ…」
カトリ「アウトレット販売コーナーへ直行」
P-M「はいはい。屋上じゃなくてそちらへ向かおうね」
P-M「半額とか聞くと、ついついまとめ買いしちゃうんだよね。それでも1000円で済んだわ」
あさがや「浅はかなり…」
P-M「とか偉そうなことを言って、その袋に詰まった大量のパーツはなんだよ」
カトリ「おまたせ♪」
P-M「うおっ、カトリも結構買ったな」
カトリ「そんなことはない。1300円くらいだ」
P-M「なぜ微妙にこちらの金額を上回る!?」
●屋上
P-M「ミニ四駆やRCの体験コーナーがあるな」
あさがや「お、例年通り、屋内でミニ四駆の販売コーナーもあるみたいだね。行ってみようか」
カトリ「harmonics…」
P-M「カトリが分身した!?」
あさがや「あっという間に買い物カゴが満タンに!」
P-M「あれだけ買ったのに、まだ続けるのか!?」
カトリ「3900円。今回はこれくらいで」
P-M「なんで不満そうな顔しているのさ。もう十分でしょう。早くマシンを走らせよう」
ちょっと待ちなさい!!
あさがや「た、タミヤおばさん!?」
タミヤおばさん「久しぶりねぇ」
P-M「何を急に叫んでいるんだ?」
あさがや「いや、タミヤおばさんが久しぶりって」
P-M「タミヤおばさん?」
タミヤおばさん「アタシが話をしてんのに、他人と会話すんじゃないの!」
あさがや「ごめんなさい」
タミヤおばさん「わかればいいのよ。そうそう、アンタの連れいるじゃない。賊って言われてる子」
あさがや「カトリ?」
カトリ「呼んだか?」
あさがや「いやいや、違うんだ」
タミヤおばさん「あら、カトリちゃんじゃなかったかしら」
あさがや「いやいや、あってるよ」
タミヤおばさん&カトリ「ハッキリしなさい!!」
あさがや「反省してまーす」
タミヤおばさん「あんたからも強く言ってあげなさい。お金は大切だって」
あさがや「わかりました」
タミヤおばさん「あと、アンタ。地獄に堕ちるわよって伝えておきなさいよ」
あさがや「え?地獄って何!?」
タミヤおばさん「そうならないためにも、ソーディアンを探しなさい。わかったわね?」
あさがや「ソーディアン?何それ??」
−お客様
−お客様っ!!
売店のおばさん「お客様。ご注文は?」
あさがや「はっ!ここは?」
P-M「おいおいしっかりしてくれよ。帰りの富士宮サービスエリアじゃないか。
腹が減ったからちょっと休憩しようって立ち寄った」
あさがや「あ、あぁ。そうだったな」
あさがや「ディムロス1つ!」
P-M「ディムシムだろう…。何だよ、ディムロスって」
あさがや「ディムシスだ。間違えた」
P-M「いや、まだ微妙に間違えているぞ」
オマケ
P-M「このプレート1枚で500円オーバーかよ。ほかは2枚組なのに高いな…ん?ま、まさかカトr…」
イベントレポートに続く。