激闘記録 第十章第7話「愚かなレプリカカトリ」

またカトリがやらかした。以上。

カトリ「ひっでータイトルとイントロだな」
P-M「(無視しながら)あさがやはまた遅刻か」
カトリ「DELLのPCが壊れた経験から言わせてもらうと、あそこにいる輩が…」
P-M「なんでいきなりPCの話をしているんだ」
カトリ「そこは反応するのかよ」
あさがや「何だよ、ついているなら声かけろよ。こちとら10分前から来ていたぞ。そもそも、先にいるのが筋だろう。お迎えするのがね。俺、いつも集合時間よりも早く来てお迎えするよ
カトリ「説得力ねぇ…」



P-M「品川シーサイドに到着」
カトリ「よし、まずは販売コーナーへGoだ」
P-M「またあの悲劇をくり返すのか。先にエントリーシールを貰っておこう」
カトリ「いらんよ。オレ、レース出ないし」
P-M「え?」
カトリ「午後から仕事だから二次予選出られないし」
P-M「二次予選?なぜか勝利が前提で話を進めているぞ」
あさがや「コンセンサスを得ろよ。そうしないと何も知らんぞ。ちゃんとやれ、そういうのは」
カトリ「何言ってんだと思った。長幼の序というものがわかっているのか」
P-M「今日は練習走行もないし、出番までまだ時間があるから、ウチらも販売コーナーへ行くか」


あさがや「かなり進みが遅いが大丈夫か」
P-M「レジが一箇所しかないからな。またしても20分経過時点で3タイルしか進んでいないし」
あさがや「レースの出番が来たらどうしよう。列から抜けるべきかな」
カトリ「間に合わなくても大丈夫だ。エントリー番号に関係なく、レースに参加していない選手は車検場にどうぞとちゃんと救済措置があるから、心配するな」
P-M「(あんなに遠くにいるのによく聞こえたな)」
あさがや「これで何十分でも気兼ねなく待てるぜ。サンキューな」
P-M「何十分って…」

20分後

P-M「長かったな。買ったのはマッハダッシュモーターPROにマスダンパースクエア2種、EXギヤ、シャフトストッパーっと」
あさがや「マッハダッシュモーターPRO、マスダンパースクエア2セット、ストッパー」
P-M「あれ、マスダンパースクエア、2つとも8x8x32mmじゃん。間違えたのか?」
あさがや「ち、ちゃんとわかっていて買ったよ!横並べでフロントに装着するんだからね!」
カトリ「あさがやも2セットずつ買ったのか。やはり一定のレベルに達すると考えることは同じだな」
P-M「ま、まさか!?」
カトリ「あぁ。すべてのパーツを2セット購入。今日も5000円オーバーだぜ」
あさがや「一緒にするな。こちらはマスダンパーだけだ!」
カトリ「言い訳はやめろ。だがあさがやよ。我々をはるかに上回るレベルの方々もいたのだ。精進せいよ」
P-M「違うぞ。それは転b…いや、この場でこれ以上ツッこむのはやめよう」


P-M「レースには間に合いそうだ。では、行ってくるか」
あさがや「キックオフだ!」
P-M「今日の鬼門はドラゴンバックだな。だが、これくらいのコースなら、何度も経験しているし」

P-M、コースアウト!!

カトリ「一周目はクリアしたのにな」
P-M「今日は調子が悪い。次回から本気出す」
カトリ「間髪入れずにあさがやの番か」
P-M「あ、最初のドラゴンバックで…」



あさがや「今のレースはオフレコです。書いたらもうそのサイトは終わりだから」
P-M「な…!?そんなの許されるかッ…!なぁ、カトリ」
カトリ「…」
あさがや「…」
カトリ「さて、仕事だ仕事」
P-M「最後のテレパシーみたいなのは何だ!?」