「ラダトームは今日も曇りか…」
「どうしたんですか?P-Mサン。携帯なんて覗いてないで早くやりましょうよ」
「いやぁ、だってさ。テトリスのようにあんな段ボールが高く積み上がってるのを見たら…」
「何言ってるんですか!346サンはもう作業に取りかかってますよ」
「何?あのサボり魔346が!?」
「さっきからずっとかがみ込んで荷物を纏めてくれています」
「346、ちょっと手伝うよ」
「どうした?そんなに肩を振るわせて。もう疲れたのか?」
「そうかそうか。笑いがこみ上げてくるほどテンパっているのか」
「前言撤回。やっぱりいつもの346だ」
見つけた漫画を読みふける!
あるある探検隊!あるある探検隊!!
「古いネタだという自覚はあるぜ」
「まったく…。作業を始める前からそんな事じゃ先が思いやられるな」
「これは孔明の罠じゃ」
「ははは。こやつめ」
「二人とも、マジメにやってくださいっ!!」
「ス…スイマセン…」
初出:2006年10月22日 峠の茶屋「今度は引っ越し対決?(その4)」