第49回全日本模型ホビーショーと同じく幕張メッセで開催されたシーテック。
ホビーショーの後に顔を出してきました。
ちゃんとしたレビューは専門サイトに任せるとして、ここでは気になったあるいは目に付いたブースを紹介。
●東芝
入り口に大きく構えていました。
プレゼンをしていたその商品はCELL REGZA。
プレイステーション3に搭載され、後にソニーから東芝に製造施設が売却されたCPUの「CELL」を心臓部に組み込んだ、新生REGZAです。
ブースはこの人だかり。
圧倒的な描画性能と、キビキビとした動作は気持ちよいです。
●WiMAX
大きな袋を配布していたので、このイベントで最も目にした文字であろう「WiMAX」。
会場内も電波が届くようになっており、各社のWiMAXモジュール内蔵PCが設置されていました。
ソニーのVAIO typePで計測。
混雑した会場で下り9.4Mbps、上り1.1Mbpsという数値はなかなか優秀。
フツーのWebサイトを見るならば、ストレスは感じませんでした。
●au
docomo、softbankに押されて苦しい戦いが続いているau。
パケット定額のような勢力図を塗り替える施策はあるのでしょうか。
燃料電池ケータイ。
実際にメタノールを注入して、ケータイを操作することも出来ました。
厚み22mmまで薄型化したとはいえ、182gという重量も相まって、まだまだ大振りな印象。
セットトップボックス。
脱PCというコンセプトのもと、10月1日まで販売されていたau BOXの後継あるいはバリエーションでしょうか。
iidaブランドのPRISMOID。
「未来的な未来」をテーマに、深澤直人氏がデザイン。
それぞれのボタンが離れていて、デッパリも大きいので押しやすいです。
こちらは同じiidaブランドのPLY。
プロダクトデザイナーは神原秀夫氏。
オーソドックスなスライド式ですが、サイドが層になっているようなデザインは面白いです。
パッと見ていいなとは思うのですが、自分の周りに「イイダ」という苗字の方がおり、
それが購入の妨げになっています。
au殿、iidaという名前を変えて頂けないでしょうか…。
●ミツミ電機
日本が誇る小型部品の職人芸。
FDDやWii、DSではお世話になっております。
恐らく次世代携帯電話に採用されるであろう、LTEの小型アンテナ。
普及している頃には、もっと小型化されているのでしょう。
●Windows7
いよいよ2009年10月22日に一般販売が開始されるマイクロソフト製OS。
タッチ&トライコーナーが用意され、新たに搭載されたWindows Touchによるマルチタッチも体感できました。
各社のWindows7搭載PCがずらっと展示。
Let's note S8。
Nシリーズとともにラインナップされた12.1型ワイドディスプレイモデルです。
バッテリーの持ちを優先させたためか、ディスプレイは相変わらず視野角が狭い…。
●Intel
自動車の正体は三菱のi-MiEV。
Atomを搭載したモバイル・インターネット・デバイス(MID)を搭載し、車の中でも自由自在にインターネットを楽しめるというものです。
車載MIDはクラリオンのClarionMiND。
●ソニー
注目の3D BRAVIAを中心に、次のステップを目指す。
久しぶりに強気な攻めが見られました。
3D BRAVIA。
3D対応を名乗るとおり、立体的な映像を楽しめる機能をサポートします。
ブースは絶えず人が並んでおり、その注目度は当イベントで最大でした。
薄くて軽い、そして曲げられるフレキシブル有機ELディスプレイ。
携帯端末や腕時計への搭載イメージ。
フレキシブル有機ELディスプレイ搭載VAIO。
コンセプトモデルということですが、腕時計はちょっと欲しい。
VAIO X。
極薄、軽量のPC。
キーボードの使用感によっては購入を前向きに検討するつもりでしたが、こちらも人が並んでいたため断念。
特長。
505 EXTREME規模の販売展開がされています。
●シャープ
NetWalker。
10月下旬に発売が予定されているPC-Z1-R。赤いヤツです。
ネットウォーカーという名前のわりにはBluetoothとWiMAXモジュールが非搭載なのが悲しいですが、リナザウユーザーだった自分には、何となく惹かれる端末です。
動作がモッサリしているのはSL-C700を思い出します…。
今後も新モデルを継続して販売してくれれば、いつか購入したいと思っています。
デコウォーカー。
今のところNWを使っている方を見たことがないのですが、ネットブックや電子手帳の代替として普及すれば、こういったデコをされたものも見る機会があるかもしれませんね。