激闘記録 第九章第8話「必殺の一撃」

あさがやみんな〜、は

P-M「帰れ。ファッキンアイドル」
あさがや「何だよもう!1回休んだだけで冷たいなぁ」
P-M「激闘上は1回だが、実際はROXとホビーショーの2回だ」
あさがや「細かいよ!予定があわなかったんだから仕方ないでしょう。それに、カトリだって来ていなかったじゃん」
P-M「カトリか…」
あさがや「あ、あぁ、そうだった。あれからもう2ヶ月か…」
346「今思えばあの賊っぷりも懐かしいな」



カトリ「…で、何でオレが天に召されたみたいな展開になっているの?」
346「お前、まだ生きてたのかよ」
カトリ「違和感なくとけ込んでいるが、315円(税込み)も来ていたのか」
あさがや「久しぶりだな、UFO!
346「オマエら…。いい加減人の名前を覚えろよな」
P-M「話を戻すが、カトリは何をやっていたんだ?」
カトリ「武者修行だ」
P-M「武者修行だと?」
カトリ「あぁ。鷲宮の近くで見つけたホビーショップや、ゲーマーズ、秋葉原を巡ってきた」
P-M「随分局所的だな…」
346「どうせ何もしてねぇんだろう?この分じゃ次のレースも爆死だな」
カトリ誰かさんと違ってちゃんとマシンを作っていたぞ。エヴァンゲリオン初号機Specialを」
346「自慢のつもりか?オレなんてオマエらと違って、幕張に行ったぜ」
あさがや「まさかホビーショーに行ったのか!?」
カトリ「落ち着け。たぶんコレだろう」



AKB48 チーム対抗大運動会 〜絆よ 永遠に〜
※同日、ホビーショーの隣で開催

346「違ぇよ!!」
あさがや「ほほう。じゃあ展示してあった新製品を言ってみなよ」
346「簡単だぜ。トライダガーXX(スーパーXXシャーシ)だろ」
カトリ「いくつXをつければ気が済むんだよ!」
あさがや「知ったかぶりはやめろ。本当は行ってないんだろう?」
346「ウソじゃねぇよ。なぁ?」
P-M「確かに幕張には行った…が」
カトリ「が?」
P-M「ホビーショーではない。ヤツが行ったのはCEATEC JAPAN 2009だ」
346「あぁ。オレっていかにもIT屋のような風貌じゃね?すぐにバレると思ったんですケド」
カトリ「あぁっ!もうどこからツッこめば良いのか…」



P-M「さてと。今日、346が来たということは…」
346「Yes!今回は久しぶりのダンガン回だ!!いやっほー」
あさがや越前は準備万端じゃ。ばあさん」
カトリ「じいさんや、トルクルーザーもいつでもいけますよ」
346「戻ってこーい。ダンガンだ、ダンガン!」

ルール
・コースはダンガンサーキットの8の字を使用。
・1人2台ずつのバトルロイヤル形式。
コース上に1台だけ残るまでまで走らせ続ける。

カトリシースー一丁。あとはせっかくだから、オレはこの赤のマシンを選ぶぜ」
346「アイツ、セリフもマシンも使い回しているぞ」
P-M「346が来ると出番がなくなると嘆いていたからな。テンションが上がらないのだろう。察してやれ」
346「そうかー。ごめんなー、カトリ(笑)」
カトリ「いちいちカンにさわるヤツだな」

あさがや「カトリはスピードタイプで来たか。ならばこちらも!」



346「その緑色のは何だよ?」
カトリ「フッソコート620スチールベアリング(4個)。2009年の3月に発売された軸受け用パーツだ。定価は525円(税込み)。限定販売品ではないので入手は容易だぞ」
346「フッソコートか。試しにオレのマシンにもつけてやるか」
あさがや「マ…マシンに触れてくれ」
346「あ、ちょっと邪魔だからベアリングの上に乗っているヤツどかしてくんない?
あさがやなにおー ゆるさーん!…いや、それでもP-Mなら…P-Mなら何とかしてくれる」




P-Mどろりっちなう

あさがや「つぶやいている場合か!もう1台の秘密兵器で、そのドロリッチを飲み干してくれるわ!」



レース スタート!!


P-M「そう簡単に 私が倒せるかな」


このカタパルトアタックリヤユニットで 君らの攻撃は防ぐぞ。


フロントには 六角マウントセット(10mm、15mm)を 身につけた。


HG 大径ナローアルミホイールの切れ味を 君らのマシンで味わうがいい!

きたぞ! きたぞ!



あさがやはかったな …大佐ー!!

346「あまりの急展開についていけないんだけど」
カトリ「説明しよう。レース開始直後、P-Mのマシン2台に装着されているパーツの自慢。それが一通り終わった後、本格的にレーススタートと思った瞬間、他のマシンたち3台が一気に吹っ飛ばされたというわけだ」
346「3台か」
あさがや「やばい、2対1になってもうた」
346「あさがやのマシンが残っているということは、もしかして…?」
カトリ「そう。飛ばされた3台のうち2台はこの私のマシンだ」
346「何で堂々としてんだよ」

カトリ「それがジャスティス。あ、そうこうしているうちに、あさがやのマシンが挟まれたぞ」
346「P-Mが遅いマシンと速いマシンを出してきたのはコレが狙いか!?」
あさがや「秘密兵器をあなどってもらっては困る」
346「すげぇ自信だ。こりゃやるかもよ」
カトリ「しかしあさがやのマシン、カタパルトをモロに喰らってリヤが浮かされた」
あさがや「大丈夫、大丈夫」
カトリ「浮いたリヤが、P-Mの六角マウントに突き刺さったぞ」
あさがや「あわてるな。勝負はこれから」
カトリコーナーに突入したと同時に、コース外にはじき飛ばされた!!





あさがやだいぼうぎょ!!

カトリ何そのドラクエみたいなの!!
346「だいぼうぎょも完全にタイミング外しているし」
あさがや「たまの失敗はスパイスだよね☆」
346「もう二度とオレのスチールベアリングの上に落ちてくんな」
あさがや「いつの間に346に所有権が譲渡されたの!?」



346「はぁ。今日もわけがわからんまま終わったな」
カトリ「しかし、ダンガンの専用パーツは出なくなったが、新製品が続々発売されているミニ四駆やミニ四駆PROのパーツも、ダンガンに流用できるモノがたくさんあり、強力な武器になるということがわかった有意義な日だった」
あさがや「みんなも作ってアラモード♪」
カトリ「お、P-M。ミニ四駆では爆死続きだが、今日は快勝だったな」
P-M帰れ。ファッキントリオ
346「オレも入ってんの!?」