Nexus7とiPad mini

Googleのタブレット端末「Nexus 7」とAppleの「iPad mini」を購入しました。
元々、両方とも買う予定はありませんでしたが、せっかくiPhone5がテザリング出来るようになりましたし、機動性の高い、画面が大きい端末が欲しかったため、手を出してしまいました。

●Nexus7


10月2日に発売されたGoogle初のタブレット端末。
Google Playで購入。
一般人はこういった端末に手を出さないだろうと思いこんでしまったのに加え、予約開始日は即納だったので後で評判を見てから家電量販店で買ってみるかと思っていたら、あれよあれよと品薄に。
ネット上での評価がすこぶるよかったのを見てから、重い腰をあげてGoogle Playで予約したのは10月8日でした。

触ってみてなるほど。
19800円でこの動作なら売れるなと直感でわかりました。
質感がそこそこなこともあって、逆にラフに使えるのも外出のお供としてはイイですね。
重量、サイズ、バッテリーの持ちもバランスが良く、GPSも搭載されている魅力的な端末です。
バランスが悪いと思ったのはその価格。
リファレンスモデルとはいえ、この性能でコレは安すぎます。
他のメーカーのタブレットはNexus7と比較されてしまい、どうしても割高感が出てきてしまいます。
ワンセグ、防水、重量、有機EL等々、それらに何万も出すかと言われれば、その機能をよほど重視しない人はNOでしょうね。

●iPad mini



Nexus7から遅れることちょうど一ヶ月。
11月2日に発売されたAppleのiPad miniです。
即買いというつもりはなく、店で触ってみて良さそうだったら買おうと思っていましたが、帰宅する頃にはコイツの箱を持っていました。
iPhoneのように発売日当日に手に入れるのは至難の業ということはなく、夜にお店に行ったらゲットできたほどです。さすがに16GBは在庫なしで、仕方なく?32GBをゲット。

使ってみると、「ミニなのは、サイズだけ」と謳っているとおり、iPadのアプリがそのまま動いてくれます。
iTunesとの同期も、iPadとして認識され、過去に持っていたiPadから復元が可能でした。
iCloud含め、ここらへんの連携は非常に上手いです。
Nexus7やAmazon Kindleと比べると、スペックの割に価格が高いと言われていますが、ハード、ソフトのデキを考えると、これくらいは妥当かなと思っています。
むしろ前者2つが特出して安すぎるのです。特にNexus7のコスパは異常です。

重量とバッテリーの保ちは素晴らしいの一言。
その分、ハードウェアスペックは控えめですが、十分許容範囲でした。
他で嫌というほど言われていますが、贅沢を言うとやはりRetinaディスプレイが欲しかったところ。
今回は価格競争力や技術面で難しいところではあったと思いますが、iPad miniにRetinaが搭載されて、バッテリーが8時間もつ、重量は30gオーバーくらいであれば、多少価格が高くても買ってしまうでしょう。


純正のスマートカバー。
これで3980円は高いです。
いい物にはお金をかけたいとは思いますが、どう考えても高い。

Nexus7とiPad mini。
同じセグメントで激突する2つの端末ですが、両者に長所、短所があって面白いです。
タブレット用のではなく、スマホのアプリを広い画面で使えるNexus7、iPadのアプリをコンパクトな画面でもそのまま使えるiPad mini。
両端末のスタンスを表しているようですね。
どちらを選んでも後悔することはないと思いますが、普段AndroidスマホかiPhoneを使っているならば、連携のしやすさやアプリの流用が可能な同じOSを搭載した端末を選ぶのがベターです。