劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

本日公開となった魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語。
早速観に行ってきました。

346氏と行く予定だったのですが、「急遽仕事が入っていけなくなった。あと、オレはまどっちよりゆのっち派だ」と言っていたのでピンで行くことに。
わけがわからないよ。

非常に多くの方が観に来ており、物販も盛況でした。
年齢層は20台〜30台が多め。
もともと深夜帯の放送だったためか、学生さんはあまり見かけませんでした。


初回限定仕様のパンフレットは売り切れ。
通常版もなかったので、QBのスマホスタンドだけをゲットしました。


見滝原中学校の制服が展示されていました。
会場で買えるわけではなく、アニコスショップのACOSで販売中という宣伝用です。


オリジナルドリンクは限定のソウルジェムコースター付き。
迷ったが購入せず。


来場者プレゼントはMagica Quartet寄せ書きミニ色紙。
蒼樹うめ先生描きおろしイラスト+Magica Quartet寄せ書き、全5種類でランダム配布。
入っていたのはアルティメットまどかでした。

以下、ネタバレあり感想とか。

まどか起床から家族での朝食シーンからスタート。
TVシリーズのリアルタイム視聴に加え、始まりの物語&永遠の物語で予習していたので、見慣れたシーンでもあります。
時計を見ていないので正確な時間はわかりませんが、前半15分あたりは正直なところ退屈でした。
平和すぎて、ナイトメアとの戦いも緊張感なし。
魔法少女への変身からのピュエラ・マギ・ホーリー・クインテットや、ケーキのシーンとあわせて、学芸会を見ているような感じで、これが「新編」の方向性なのか…とがっかりしつつ。

ところが、ほむらが異変に気付いたあたりから緊迫してきます。
主要人物たちの表情、何度隣街へ出ようとしても見滝原に戻ってきてしまうバス、いくら歩いても延々と辿りつけず、監視されている雰囲気が。
世界の異変を作った容疑者が、べべ、マミ、さやか、そして犯人が自分自身と気づく展開へ辿り着くのは若干予想がついたのですが、その後が怒涛の急展開。

魔女化したほむらを救うべくみんなで共闘、最後はアルティメットまどかが迎えに来て、円環の理(笑)に導かれる。
う〜ん、良いハッピーエンドでした。ほむほむもやっと報われたね。
ここでエンドロールが流れる…と思ったら、お迎えに来たまどかの手をつかむほむら。
そして夜神月ばりにニヤリと笑い、まさかの悪魔堕ちに世界改変とは…。
神になって世界を変えたまどかとの対比が強烈すぎます。
たしかに、まどかと同じだけ因果が溜まっているわけで、対抗できるだけの力を持っていてもおかしくないとはいえ、力業で強引な手段にただただ驚愕するばかり。
まどかが作った世界はまどか、さやか、なぎさ、そしてほむらが犠牲に。
ほむらが作った世界は本人以外が救われてQBが手を出せない状況にできたことを考えると、深く考えさせられます。

色々書きましたが、まとめると、劇場版でも「上げて落とす」を地で行く展開でした。
前半シーンのわざとらしい平和っぷりからすべて計算ずくだったか、中盤から後半にかけて二転三転する息を呑む展開は衝撃的で非常に濃密な時間でした。
特にTV版の「まどかに一途だったほむら」の印象ががらっと変わることうけあいです。

以下、気になったこととか。
・上映前の諸注意で物語シリーズの忍野扇が出演。
   「叛逆の物語」もタイトルだけなら物語シリーズ。
・やはり続編がありそうだという終わり方(始まり方?)
・さやか株ストップ高
・仁美ゆっくり
・マミさんVSほむほむのシーンかっこよすぎ
・終始上から目線でほむらやまどかを利用しようとしていたQBが、
   圧倒的劣勢になって手に負えなくなった挙句、ズタボロに。ざまぁ。
・OPで落ちてくる白い羽と、悪魔ほむの黒い羽も対比?
・「円環の理」フレーズ多用
・ふとしたきっかけでまどかが何かのタイミングで覚醒しそうになるたびに
  ほむらが止めにやってくるのか?だとしたら完全にストーカー…。
・そしてほむほむの愛が重い…。