激闘記録 第七章第7話「デイブレイク」

ある日の午後。

346「ドムドーラ(注:カトリのこと)って賊って言われてるけど、どんだけ買っているんだよ」
P-M「カトリはスゴイぞ。この間のイベントなんて…あ、そういえばほとんど買ってないや」
346「もしかしたら勝てるんじゃね?You,賊になっちゃいなYo!」
P-M「そ、そうかな。賊になっちゃおうかな」


9月24日−画像アップローダにて

画像タイトル:どちらがメインかわからん-(65 KB)

賊化ナトリウム名前:P-M[2007/09/24,18:30:50] No.3577

おかしいな。
来るべきミニ四駆対決に備えて、ミニ四駆のパーツを買いに行ったはずなのに…。

[内訳]
・トルクチューンモーターPRO
・FRPサブプレート
・MSシャーシゴールドターミナル
・大径カーボンホイール(ソフトスリックタイヤ付)×2
・R-05 カタパルトアタックリヤユニット×5

P-M「どうだ!このご時世、ダンガンのパーツをこれ程まとめ買いするのは自分くらいなものだろう」
カトリ「この程度で賊を名乗るなんて甘いな。いいか、賊というのはなぁ、日本いや世界中のありとあらゆる販売品を買って買って買いまくって買い尽くすほどの(中略)だ。わかったか?これが賊だ!」
P-M「…自分にはムリだ…」
カトリ「すがるような目をするな」
P-M「まずい、まずいぞ。まったくの予想外だ」
カトリ「まったく。本当に賊になろうと思ったのか?」
P-M「こうなったらあさがやに期待しよう。パーツを並々ならぬ量買っているかもしれん」



あさがや「え?ここ最近、買ってないけど」
P-M「…あさがやに期待したのが間違いだった」
カトリ「ということで、防衛成功でいいな?」
P-M「問題ない…」
あさがや「ふもっふ」

カトリ「しかし負けはしたものの、どうしてこんなに買っんだ。特にR-05」
P-M今のところはまだ大丈夫だが、将来ダンガンのパーツが生産中止などで手に入らなくなることも考えられるし、今のうちに確保しておこうと思って」
あさがや「とかいって、すぐに使っちゃうんでしょ?」
P-M「肯定です。ホイールは今まさに組み立て中のミニ四駆に装着するところだ」
カトリ「ミニ四駆か。そういえばあさがやは完成したのか?アバンテMk.II」
あさがや「ライジングバードだったら完成したよ。アバンテMk.IIは部品点数が多くて未着手さ」
P-M「いやいや、制作が停まるほど多くはないと思うが
(あれ?今、あさがやが未着手って言ったぞ。確かこの前は制作途中と言っていたような)
あさがや「いいじゃん。制作途中ってことにしておいてよ」
P-M「そんな乱暴な!っていうか、また心の中読まれた!?」


カトリ「やっぱりあさがやはダメだな。ところで先ほど言っていた組み立て中のミニ四駆を見せてくれよ」
P-M「ちょっと待ってくれ。今タイヤを取り付け…あ!」

ころころ

P-M「手が滑って転がっていってしまった」
あさがや「自分、不器用ですから」
P-M「じぶ…って、何でこのタイミングであさがやがそのセリフを言うんだよ!被るだろ!!」
カトリ「それより先に、タイヤを早く取りにいくべきでは?」
P-M「い、言われなくてもやりますよ」





P-M「お〜い!足下のタイヤを取ってくれ」
あさがや「お〜い、そこのお嬢ちゃん!一緒に牛乳でもどう?」




P-Mな、なにするだー!!
カトリ「見事に吹っ飛んだなー。距離はおよそ100〜200といったところか」
P-M「冷静に分析するな。あ〜あ、あさがやが余計なことを言うから…」
カトリ「やっぱりあさがやはダメだな。あれ?あさがやの姿が見えないが」
P-M「まさか一緒に吹っ飛ばされたんじゃ…」



カトリ「確かこの辺に…」
P-M「あった!タイヤ発見ッ!!」
カトリ「そうか。よかったな」
P-M「ん?」



P-M切れているし…
カトリ「そうか。目の検査に使えるし、不幸中の幸いだな」
P-M「お前は何を言ってるんだ?」
カトリ「まぁまぁ。タイヤも無事だったことだし、戻ろうか」
P-M「無事ではないのだが…」

P-M「ところで何か忘れているような」
カトリ「おや?あの黄色い物体は」
P-M「多分、アレだよな」
カトリ「アレだな。とりあえずそれっぽい雰囲気だけでもだしておくか。面倒くさいが」
P-M「そうするか」





発見されたあさがやは、カトリの診断により「昼寝1時間」と診断された。