激闘記録 第5章第1話「激闘、再び」

シャアアアーッ、パシッ!

P-M「うむ、今日も我がマシンは順調のようだな」
カトリ「なかなかやるな。フロントの重心を下げることによって安定性を向上させ…って、普通に始まっているけど前回で終わりじゃなかったの!?」
P-M「あぁ、再開した」
カトリ「むぅ…適当な。久しぶりなんだから、形だけでも"これが激闘記録だ!"みたいなのをやるべきだろう」
P-M「では…」

レースを通じて育まれる友情、様々な困難に立ち向かう勇気、さらなる能力向上を目指す努力!
激闘記録とはまったく性格の異なる3人組が繰り広げる涙あり話題ありの感動バラエティである。


P-M「これでOK?」
カトリ「なんかうさんくさいなぁ。友情も育まれてないし、涙なんか絶対にない」

「涙ならあるぞ…」

カトリ「キサマは[ダンガンレーサーサイト管理人への100個の質問]の配布元で、現在は日記のみ絶賛更新中のWebサイトα-ZEROの管理人、あさがやじゃないか!!」
あさがや「相変わらずの説明口調ありがとう」
カトリ「で、涙の話だが」
あさがや「いやぁ、全国100億万人のあさがやファンが言い寄ってくるので断るのに涙、涙…」
カトリ「なんだ100億万人て。そんな単位はない、オマエに食わせるタンメンもない」

P-M「…と、こんなやりとりを綴っているのが、この激闘記録です」
カトリ「うまくまとめたな。あとは登場人物紹介が…」
P-M「登場人物についてはこちらをご参照下さい」
あさがや「うまく手を抜いたな」

P-M「おあとがよろしいようで、例の場所へ行こうか」


五茂野サーキット


↑写真はまったく関係ない

P-M「ココは我々がレースを行っている、いわばホームサーキットである。基本は8の字のダンガンサーキットだが、レースによってオーバルになったりコースを継ぎ足したり、自由自在なのだ」
カトリ「ちゃんとミニ四駆のジュニアサーキットもある。そのうち出るかもな」

P-M「がんばって説明をする我々の横で、自分の世界に入り込む人がいるなぁ」
あさがや「え?あはは。強化ボディの塩梅がね。うん」



カトリ「それは通常のボディに比べて約1.5倍の強度を持つというポリカABSが使用されたジェットバルカン強化ボディセットじゃないか」
P-M「…。だいぶ自分の役割というものをわかっているようだな」
あさがや「せっかくWHF(ワールドホビーフェア)で買ったからね。積極的に使おうかと」
P-M「WHFか…。思い出すなぁ…」

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第23回 次世代ワールドホビーフェア東京大会

P-M「いいか、今日はただのつきそいだからな」
あさがや「今日は何が売るんだっけ?」
カトリ「ジェットバルカン強化ボディに、モータークーリングシールドに、PRO関連のアレやコレや」
P-M「聞いていないし…」
カトリ「そうだな。何時間も並ぶと腹が減るな」
P-M「えッ?いつの間に食べ物の話に!?」
あさがや「そうそう。見てくれよ、コレを」


画像提供:カトリ氏

P-M「マ…マックチキン…」
あさがや「昨日の夜に買っておいた」
カトリ「持つべきものは食料だな」
あさがやカトリ「あっはっはっは」

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そう、つきそいだぞと念を押して、いつの間に食べ物の話になって、前日買ったマックチキンがあさがやのポケットから出てきて…

P-M気付いた時には強化ボディとクーリングシールドの代金を請求されていたんだ!
カトリ「ただのつきそいなのにひどい話ですな」
あさがや「まったく。世も末とはこのことです」
P-M「キサマら、犯人のくせによく平然とした顔でそんなセリフを言えるな」
カトリ「まぁ、買い物を頼む時は商品や金額を事前に話し合っておきましょうという教訓だな」
あさがや「あ、そろそろ終了の時間だ」
P-M「あぁ、"激闘"記録のくせにバトルしていない!というか、あのマックチキンの行方は!?」