2014年ティーリーグ的10大ニュース

ソチ五輪とか、消費税8%とか、富岡製糸工場、デング熱、青色LED等々、今年はいろいろありましたね。
その中でも、特に印象に残ったのが例年よりもお騒がせな方々が多かったこと。
世間的にも個人的にもSTAP細胞なあの女史はインパクトありましたね。

と雑談を始めてしまいかねないので、さっさと完全に私見なミニ四駆、ラジ四駆、ダンガン関連の2014年を振り返る「ティーリーグ的10大ニュース」にいきましょう。
実はこの企画、もうこれで最後にしようと毎年思っているのですが、年末になるとネタを仕込み始めてしまう。これもいきもののサガか…。



第10位:ミニ四駆ファン感謝祭が初開催

2014年最後の公式イベントにして、ミニ四駆史上初のイベント。
ファン感謝祭と謳われたイベントは、ホビーのまち静岡内で開催。
今年の頂点を決める、チャンピオンズ認定レーサーによる最高峰のレース「チャンピオンシップ2014」。
その舞台であるチャンピオンズロード2014、ジャパンカップ2014のスーパーグライドサーキット2014、スロープレーンチェンジャーや16年ぶりに復活をとげたウォールバンクを含むスペシャルコースがフリーサーキットとして開放されました。
また、コンクールデレガンス、お楽しみ"大"抽選会、根津孝太氏デザインによるニューマシン、ライキリの先行販売と、レース以外でもミニ四駆ファンを楽しませる企画がたっぷり用意されるなど、今年を締めくくるにふさわしいイベントだったようです。

関連情報:タミヤのサイトにミニ四駆ファン感謝祭2014のレポートが掲載
関連情報:ミニ四駆ファン感謝祭2014でライキリが先行販売
関連情報:ミニ四駆ファン感謝祭2014続報



第9位:タミヤオリジナルキャラクター「しろくまっこ」爆誕


タミヤが放つオリジナルキャラクター、その名も「しろくまっこ」。
シロクマのしろくまっこは、日立製作所のキャラクターかどこかのゆるキャラでも、くまモンのコンパチでもありません。
黒いくまモンと白いしろくまっこという対照的な色のおかげで、タミヤ主催イベントはもちろん、ミニ四駆ステーションでも並んで陳列されているお店をよく見かけました。
打倒モ子ちゃん&くまモン!RCデビューもあるか…!?

関連情報:第54回全日本模型ホビーショーレポート(その2)〜キット編〜
関連情報:第54回全日本模型ホビーショー開幕。しろくまっこキットなど



第8位:ハイパーダッシュ3モーターが発売


メディアミーティングで発表された新モーター。
ハイパーダッシュモーター3という仮名も出回っていましたが、正式名称はハイパーダッシュ2モーターを踏襲しました。
片軸モーターでは2012年12月のライトダッシュモーター以来の新製品ということで、限定バージョンも翌月に発売されるなど、ジャパンカップ2014で使ってくれと言わんばかりのプロモーションでした。
電気効率と耐久性のバランスに優れた銀カーボンブラシを採用。ハイスピードコースからテクニカルコースまで様々なコースで高性能を発揮する高出力モーターという触れ込みから、かなり期待されたものの、直前で発売が一週間延期が発表されるなど、スタートで少々躓いたのが残念でした。

入れ替わるように、ハイパーダッシュ2モーターは生産終了。
プレミア価格をつけているお店も出てきました。

関連情報:ハイパーダッシュ3モーターのスペックなど続報
関連情報:第53回静岡ホビーショーレポート(その3)〜GUP編〜
関連情報:ハイパーダッシュ3モーターの詳細レビュー
関連情報:ハイパーダッシュ3モーターが発売延期



第7位:ミニ四駆超速シリーズが続々発売。超速ガイド、チューンナップ入門、ドレスアップ入門


昨年発売されたミニ四駆超速ガイド2013に続き、今年もジャパンカップ前に超速ガイド2014が発売されました。
年刊で発売されていくのかと思った矢先、なんと2冊同時発売が電撃発表。
そんないポンポン出して大丈夫かと思ったのですが、全くムダな心配だったようです。
超速チューンナップ入門、超速ドレスアップ入門は発売3日間で増刷が決定。
さらに超速シリーズは累計16万部を突破するという、ミニ四駆本はもちろん、プラモデルやホビーのムック本としても脅威の売り上げを記録しました。
関連情報:ミニ四駆超速シリーズが累計16万部突破
関連情報:超速チューンナップ入門&超速ドレスアップ入門続報&予約受付開始
関連情報:ミニ四駆超速ガイド2014発売決定!ジャパンカップ2014のレイアウト、アビリスタをはじめ新製品の画像も



第6位:新マグナムが発売


ホビーショーの新製品リストにしれっと載った「マグナム2014(仮称)」。
こしたてつひろ先生の新連載の報とともに、レッツ&ゴー!!ファンはもちろん、ミニ四駆ファンは目を疑いました。
2007年のバイソンマグナム以来となる新マグナムの正式名称は「Zウイングマグナム」と、今までのミニ四駆にはないパターンのネーミング。
そして、マグナムの本流では初めて、豪以外のレーサーが操るマシンです。
デザインに関しては賛否両論ありますが、個人的にはアリだと思います。


フロントカウルを切除することで、マンガに登場するウイングマグナムを再現できます。
ここらへんはビクトリーマグナムを踏襲した着脱式にして欲しかった!


ジャパンカップ2014の最終戦では先行販売。
言うまでもなく、多くのレーサーが手に取りレジへ向かいました。

関連情報:第54回全日本模型ホビーショーレポート(その1)〜Zウイングマグナム、コロコロアニキ編〜
関連情報:新マグナムはZ(ゼット)ウイングマグナム
関連情報:マグナム2014(仮称)の名称、詳細が判明

 


第5位:「チャンピオンズ」「ファミリークラス」設立


2014年のミニ四駆公式レースから新設された「チャンピオンズ」と「ファミリークラス」。
実力のあるレーサーのために設定されたチャンピオンズは、権利を獲得したレーサーは二次予選参加不可のかわりに、チャンピオンズだけによるチャンピオンシップ2014が年末に開催されるなど、大会の盛り上がりに寄与したうまい仕組みだと思います。
特設ページも用意され…というところまでは良かったのですが、本人の本名と顔写真が掲載されてしまうという…。
ファミリークラスはミニ四駆の間口を広げる役割としては機能していますが、見る人によっては練習走行の機会を増やして不平等だという声も。
このあたり、ベストな解はなさそうな気がします。イベント運営は本当に難しいですね。

関連情報:2014年ミニ四駆公認競技会の補足追記
関連情報:ミニ四駆チャンピオンズ2014のページが公開&修正
関連情報:チャンピオンズ2014のページが更新



第4位:ジャパンカップ2014が開催。最多参加者数の記録を更新



6月の東京大会1から10月の東京大会4まで、全国15会場で開催された富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2014。


大雨の下で開幕した今年のジャパンカップ。
新セクションのフジヤマチェンジャーの突破率は5%を割るほどでしたが、雨があがってからは徐々に攻略していくマシンが増えてきました。
とはいえ、ジャパンカップでの最難関であり続け、多くのマシンをコース外に葬り去りました。


東京大会3では3165名が参加。
1大会での参加者数記録を大幅に更新しました。
ちなみに、この東京大会3とFINALの東京大会4ではミニ四駆史上初の3面運用で行われました。


全大会の合計では昨対動員数で130%、一昨対で203%と、脅威の伸びを見せました。
最終的にレース参加者は全国で合計約2万6000名とのことです。

関連情報:ジャパンカップ2014東京大会4レポート
関連情報:ジャパンカップ2014東京大会3レポート
関連情報:ジャパンカップ2014東京大会2レポート
関連情報:ジャパンカップ2014東京大会1レポート
関連情報:第53回静岡ホビーショーレポート(その1)〜入場、ジャパンカップ2014編〜

 



第3位:コロコロアニキ創刊


中学生から大人まで、すべてのコロコロ卒業生に贈る新雑誌「コロコロアニキ」が誕生。
ミニ四駆の大プッシュっぷりは、最高のおもてなしを約束してくれました。
大人になったレッツ&ゴーのレーサー達を描いた、爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の新シリーズ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers」、こした先生イラスト入り、ミニ四駆も収納できるコロコロ特製 ミニ四駆 超爆走BOX、ストーリー中に登場するウイングマグナムを再現できるウイングマグナム メタリックドレスアップステッカー、モンスターストライクとのコラボモンスター(?)の星馬豪、武井宏之先生によるエッセイ漫画「拝啓 徳田ザウルス先生」とミニ四駆づくし。


タミヤ流通限定ではスペシャルステッカーが付属。
さらに、ジャパンカップ2014東京大会4での購入者には抽選で100名に、来場したこした先生直筆のサインまで!

今号だけではありません。
3月に発売されるアニキ2号では、武井宏之先生によるダッシュ!四駆郎の新作が掲載されます。
リニューアルされたエンペラーやシューティング・スターが登場するとのことで、非常に待ち遠しいです。
爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!第2話には、あの人気キャラが新マシンとともに大活躍ということで、こちらも負けじと盛り上がりそうです。
さらに、シークレットゴールドメッキボディが付録と、至れり尽くせりといっても過言ではありません。

関連情報:武井宏之先生ロングインタビュー。ダッシュ!四駆郎新マシンデザインも
関連情報:コロコロアニキ新情報まとめ。次号ではゴールドメッキボディが付録
関連情報:コロコロアニキ第1号のタミヤ流通分のみ特典オリジナルステッカーが付属
関連情報:第54回全日本模型ホビーショーレポート(その1)〜Zウイングマグナム、コロコロアニキ編〜
関連情報:マグナム2014(仮称)発売決定&レッツ&ゴー!!新作読み切りも



第2位:くまモン騒動


モデラーズギャラリー2014会場で限定販売された、ミニ四駆・くまモンバージョン。
熊本県のゆるキャラ「くまモン」とミニ四駆のコラボ商品ですが、数量限定であることに加え、一般販売の予定はなく、他会場での販売も発表されていなかったせいか、瞬殺となりました。


一人1個ではなく、一人2個までという緩めの個数制限も影響していたのだと思いますが、日によっては朝6時でギリギリだったという報告も。
人を見た目で判断するのは良くないのでしょうが、どう見てもミニ四駆に興味がなさそうな方々がヤフオクの画面を見ながら群がっているのは、見ていて気分が良いものではありませんでした。
正直、ミニ四駆にもああいった手合がやってきたかというのはショックでもあり。


その後、タミヤから全国販売がアナウンスされました。
当日テンバイヤーに負けないように朝早くから並んだ方はちょっと悔しい思いをしたかもしれませんが、欲しい人が買える状態になったので、良かったということで。


同じくモデギャラで瞬殺だったエアロアバンテの限定キットや、最後まで残っていたアスチュートRSも後のイベントで再販されました。
こちらも一件落着ではありますが、今後すべてのキットで再販があるとは思えないので、今まで以上に限定商品の入手は気を抜けませんね。

関連情報:ミニ四駆くまモンバージョンが全国で販売決定&予約受付開始
関連情報:タミヤモデラーズギャラリー2014レポート
関連情報:モデラーズギャラリーでくまモンのコラボキットが限定販売



第1位:爆走兄弟レッツ&ゴー!!、フルカウルミニ四駆20周年


当サイトが選ぶ、2014年10大ニュースの第1位はこちら。
レッツ&ゴー!!とフルカウルミニ四駆が成人を迎えましたよ。
20周年ということで、多くの企画やコラボが行われました。
20周年も大小も関係なく、レツゴとフルカウルミニ四駆関連であったものをわかる範囲でまとめてみました。

レッツ&ゴー!!関連


・映画「爆走兄弟レッツ &ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」が復活上映
・レッツ&ゴー!!WGP復活上映@お台場シネマメディアージュにて
  渕崎ゆり子さんと池澤春菜さんがゲスト登壇
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! Blu-ray BOXが発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP Blu-ray BOXが発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! iPhone5用ケースミニ四駆(ソニックセイバー)が発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! ラバーストラップコレクションが発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! マシンコレクション(食玩)が発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP FIMA公式折りたたみコンテナが発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP WGPチームエンブレムステッカーが発売
・爆走兄弟レッツ&ゴー!! 缶バッジが発売
・コロコロアニキにて爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racersが新連載
・モンスターストライクに星馬豪が登場
・メガハウス G.E.M.シリーズ 爆走兄弟レッツ&ゴー!! 星馬 豪が発表
・メガハウス G.E.M.シリーズ 爆走兄弟レッツ&ゴー!! 星馬 烈が発表
・爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX Blu-ray BOXが発表

フルカウルミニ四駆関連


・レイスティンガー プレミアムが発売
・ファントムブレード ブラックスペシャルが発売
・ビークスパイダー プレミアムが発売
・ビートマグナム ターコイズスペシャルが発売
・シャイニングスコーピオン プレミアム ピンクバージョンが発売
・シャイニングスコーピオン プレミアム バイオレットバージョンが発売
・Zウイングマグナムが発売
・サイクロンマグナム プレミアムが発売
・ハリケーンソニック プレミアムが発売
・HG カーボンフロントステー(1.5mm)フルカウルミニ四駆20周年記念が発売
・パーツケースセット フルカウルミニ四駆20周年記念モデルが発売
・ロゴステッカーセット(フルカウルミニ四駆20周年記念)が発売
・フルカウルミニ四駆20周年記念 ホワイトタイヤ&グリーンメッキホイールが発売
・フルカウルミニ四駆20周年記念 ホワイトタイヤ&ゴールドメッキホイールが発売
・アミューズメント限定 ハリケーンソニック21st Century Editionが登場
・アミューズメント限定 ネオトライダガーZMC NEXTが登場
・アミューズメント限定 シャイニングスコーピオン GOLDEN EDGEが登場
・アミューズメント限定 ビクトリーマグナム 21STが登場
・サイクロンマグナムフォトコンテストが開催
・バックブレーダー クリヤーボディが発表


Twitterのフォロワーさん的に一番インパクトがあったのがこのショット。
20年後の豪さんと、自称息子の翼くん。
結局、豪の実の息子なのかどうかはわかりませんが、元カノ的な元レースクイーンの女性いわく「なんてったって翼が一番似てるのは豪なんだから」。

関連情報:ジャパンカップ2014東京大会4レポート(その3)〜レッツ&ゴー!!関連展示編〜
関連情報:ニコニコ生放送で映画 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!とトークイベントが配信決定
関連情報:映画「爆走兄弟レッツ &ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」が復活上映決定
関連情報:映画「爆走兄弟レッツ &ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」追加上映分が完売
関連情報:爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP「FIMA」公式グッズが発売決定
関連情報:G.E.M星馬烈、星馬豪の商品情報が公開

 


今年は選考に悩みました。
「二ツ星駆動力学研究所の単行本が発売」や「テレビ特番 ミニ四駆選手権2014〜目指せ!ジャパンカップ」、「シャイニングスコーピオン限定キットが続々登場」とかもあったのですが、悩みに悩んだ末にこうなりました。

さて、自分の1年ですが、今年は後半に念願の店舗レースにも出場することができました。
結果は誇れるものではありませんが、年末年始が終わったら一息つけそうなので、もう少しマシンと向き合って結果を出せるようになればと思います。

といったところで、今年の更新もこれで終了です。

2014年はありがとうございました。
2015年もよろしくお願いします!!


来年も1年がんばるぞい。

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